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RIMIX学生起業家インタビュー#3:立命館アジア太平洋大学4回生・安藤晶美さん「誰でも自分らしさを表現できる手助けを」〜総長ピッチでの体験を通して〜

RIMIX学生起業家インタビュー#3:立命館アジア太平洋大学4回生・安藤晶美さん「誰でも自分らしさを表現できる手助けを」〜総長ピッチでの体験を通して〜

こんにちは、立命館起業・事業化推進室 RIMIX事務局です。

RIMIXでは、学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」を体現し、SDGsをはじめとする社会課題に対して、ビジネスを通じて解決する人材・社会起業家「Impact-Makers」の育成を目指しています。立命館学園から社会起業家を育てる機運醸成のため、「総長PITCH CHALLENGE」を実施しています。

授業や課外活動を超えて、もっと取り組んでみたい、挑戦したいという想いを、起業という活動へと展開させていきます。

総長PITCH CHALLENGE

今回からスタートする「RIMIX学生起業家インタビュー」では、RIMIXの様々なプログラムで活躍した学生起業家・事業家にインタビューを行います。学生起業家の新たなチャレンジやそのプロセスについて話を聞き、記事を通じてお届けします。

第3回となる今回は、総長PITCH THE FINAL 2020にファイナリストとして出場された立命館アジア太平洋大学 国際経営学部4回生の安藤晶美さんをご紹介します。総長ピッチに参加し成長したことや、現在活動されていることについてお話を伺いました。


安藤さんは、身体的性と性自認両方を満たすことができる下着のビジネスプランを「KAKITSUBATA」のチームとして総長PITCH THE FINAL 2020にてプレゼンされました。その後、進路を考える中で、LGBTQ+を取り巻く社会課題解決のための起業を目指し、2022年4月より、ソーシャルビジネスを通じて社会問題の解決に取り組む社会起業家集団「ボーダレス・ジャパン」に入社予定です。

Q 総長PITCH CHALLENGEに参加していかがでしたか?

以前、私が所属していたAPU起業塾(出口塾)のメンターの方から総長ピッチへの参加を進めてもらったことが一番の参加動機でした。勧められた当初は、自分がまさかそういったビジネスコンテストに出るとは思ってもみなかったです。

総長ピッチでは長期的な期間でのインプットやブラッシュアップの期間があり、事業のつくり方も学べます。また、自分の考えたアイデアがどのように評価されるのか知ることができるのではないかと考えていました。「誰でも自分らしくいられる下着を作る」というプランを絶対に実現したいという強い思いと、湧き出る自信から参加を決意しました。

Q 総長ピッチに向けた準備を進めて行く中での葛藤と成長を教えてください

実はビジネスプランを作るということ自体初めてだったんです。最初は何から始めたらいいのか全く分からなかったですね。特に大変だったのは「具現化」。

「性別問わず着られる下着ってどんな形?」「どういうふうにフィットさせるの?」など自分の中に考えがあっても、実物がないと100%のイメージを他人には伝えられず、上手く伝わらなくて、相手の中で生まれるイメージで理解されてしまうことにかなり悩んでいました。アイデアや自分自身の構想を実際の形に落とし込むのがとても大変だったのを鮮明に覚えています。様々な葛藤の中で、私はチームの動かし方や、チームメンバーの能力を生かして高めていく大変さを学び、成長したと思います。また、行動しないと何も始まらないと改めて感じ、何事にも行動を起こすようになりました。私自身もびっくりしています。

Q 総長ピッチでの経験はどんな風に活きていますか?

企画する中で総長ピッチのプログラムスピード感が早く、チームメンバーとすれ違いが起きてしまったり、自分自身もモチベーションの上げ方が分からず、とにかく前に突き進むしかなかったのが反省点です。

現在は別のメンバーを迎え入れ、企画を進めているのですが、これまでの経験を活かしながら現在のチームメンバーの得意なことや、やりたいと思っていることなどを洗い出して、タスクを分けるようにして管理ができるようになりました。メンバーとの関係をマネジメントしていくことは自分自身の今後の課題ですね。

Q お忙しい中での、時間の工夫の仕方を教えてください

私は有意義な時間を過ごすため、2つのことを実践しています。1つ目は「1日のタイムスケジュールを作る」こと。スケジュールを作る際は、一旦自分がやらなければいけないタスクを全部書き出し、それぞれにどのくらいの時間がかかるか、自分がどれくらい時間をかけたいかを考えます。事業プランを作るのには時間を設定しないと3〜4時間すぐに経ってしまうんです。2つ目は、「自分が習慣化したいことに時間を使う」ことです。毎日のルーティーンにしてしまえば習慣になると思うし、私は毎日読書をしています。10分でも20分でもいいから読んでいます。4月から働くボーダレス社の内定者で読書会があるんです。みんなで毎週1冊本を読むっていう一つのイベント的なものもあるので習慣化できています。

Q 今後の展望を教えて下さい

ボーダレス・ジャパンでは、入社4ヶ月後に企画プレゼン発表会があるそうで、そこでジェンダーレスな下着のビジネスプランに対して資金をもらい、夏までに本格的に事業化したいと思っています。ゆくゆくは、国外へ事業を広めるために海外の方の体型に合うような下着を作りたいという目標もあります!

Q 起業や新規事業にチャレンジしようとしている後輩へメッセージをお願いします!

とにかく行動しかない!自分は行動してきたからこそ学んできたこともたくさんあるし、人とのつながりもたくさんできました。そして行動をすることを重ねていった結果、自分からチャンスを引きつけるようになりました。行動したら絶対にチャンスは訪れるし、学びはそこに絶対にあるのでぜひ一緒に頑張りましょう!!


PROFILE

安藤 晶美さん
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 4回生(取材当時)

1999年大分県出身。大学時代は、国際経営学部に所属しマーケティング分野を専攻。大学2年生の頃、LGBTQを題材にしたドキュメンタリー番組を見たことでジェンダーの分野に興味を持ち始める。そこから、当事者が抱えている課題を知り、”性別は男女の2択ではなく多岐であることが当たり前の世界を創りたい”と思い、APU起業部(出口塾)に入部。起業部にて性別問わずに着用できるジェンダーレスな下着を企画し、2020年総長ピッチチャレンジに参加。その後、進路を考える中で、LGBTQ+を取り巻く社会課題解決のための起業を目指し、ボーダレス・ジャパンに入社を決める。(2022年4月より)

INTERVIEW

畠 麻理奈
立命館大学国際関係学部1回生(取材当時)

2021年立命館守山高校卒業。高校在学中にはニュージーランドへの短期留学、模擬国連や全国即興型英語ディベート全国大会などに参加。大学入学後は世界会議やアジア学生学会へ参加し、国際交流プログラムを企画/運営するなど、活動の幅を広げている。趣味はショッピングと映画鑑賞。

豊田 由実衣
立命館守山高校3年(取材当時)

高校在学時はフィリピンのフェアトレードボランティアやカンボジアの日本語授業ボランティアなどに参加。3年生時に中学・高校生向けビジネスコンテストに参加しW受賞を獲得。立命館アジア太平洋大学に進学予定。趣味はペーパークラフトとイヤリング探し。

 

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