学校法人立命館 RIMIX 公式サイト

【RIMIXオープンゼミ#9】日本酒を通して「人の営みが自然や生物と調和する世界」へ Presented By ナオライ 開催レポート

【RIMIXオープンゼミ#9】日本酒を通して「人の営みが自然や生物と調和する世界」へ Presented By ナオライ 開催レポート

RIMIX事務局です。

今回は、7月9日(金)に実施した【RIMIXオープンゼミ#9】日本酒を通して「人の営みが自然や生物と調和する世界」へ Presented By ナオライの様子をレポートします。

RIMIXオープンゼミとは

RIMIXオープンゼミとは、学校法人立命館の学生・生徒が自分の興味関心に沿ったテーマを仲間と共に学び、共有するオンライン・オフライン総合型の新しいコミュニティです。
本ゼミは、同じ興味関心に沿ったテーマの高校生・大学生が自由に参加でき、学ぶことができます。
また、学外ゲスト、ゼミのサポーターとして様々な分野で活躍している教員や現役大学生を招き、コミュニティを作ることで、参加者の皆さんと一緒に学びを深めていくことを目指しています。

講演概要

RIMIXオープンゼミ#9
日本酒を通して「人の営みが自然や生物と調和する世界」へ
Presented By ナオライ 開催レポート

7月9日に開催した第9回RIMIXオープンゼミでは、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)を拠点とし、オンライン・オフライン同時開催で実施しました。

ゲストには、ナオライ株式会社の代表取締役で、立命館大学経済学部卒業生の三宅紘一郎さんをお呼びし、ご講演いただきました。

ナオライでは広島県の久比・三角島で自ら栽培したオーガニックレモンからつくるスパークリング酒「MIKADO LEMON」の企画販売、日本酒を原料とし低温浄溜という独自製法で日本酒やウイスキーと並び得る新ジャンルのお酒「浄酎」(じょうちゅう)などのお酒の製造を行っています。これらのお酒を通じて目指しているのは「人の営みが自然や生物と調和する世界」の実現です。

*本イベントの開催を前に「RSIF社会起業家インタビュー」の第1弾として、ナオライの三宅紘一郎さんに、ご自身の起業の経験や同社の事業展開についてお話を伺ったインタビュー記事を掲載しています!ぜひご覧ください▼

RSIF社会起業家インタビュー#1:ナオライ株式会社・三宅紘一郎さん「多様で豊かな日本酒文化を次世代に」


今回のご講演では、立命館大学をご卒業された三宅さんご自身の起業の経験や、日本酒業界の課題、ナオライが行う「人の営みが自然や生物と調和する世界」を目指した日本酒事業、日本酒を通した有機栽培・地方創生・農業インターンの取組について、ご講演いただきました。

「日本酒酒蔵の多様性を未来に引き継ぐ」ことを実現するため、日本酒を核としたさまさまな事業を展開するナオライ。創業者で代表取締役の三宅紘一郎さん(立命館大学経済学部卒)は、出身地である広島県で、瀬戸内海に浮かぶ三角島(みかどじま)を拠点に、社会課題解決を目指して事業を興しました。

ナオライは2017年、「MIKADO LEMON」というスパークリング酒をリリースしました。瀬戸内海の久比・三角島で栽培した皮まで食べられるレモンからつくるお酒は、有機栽培を行う農家さんとの出会いや島の人々との交流を経て、2019年に着想から3年上げた日本酒由来の度数41度の熟成がきく酒「浄酎」(じょうちゅう)です。それら人々との出会いを通して三宅さんは「人と自然が調和する酒造り」を意識するようになり、ひいては地域全体でも人と自然が調和する状況を作りたいと考えるようになったといいます。

ナオライでは現在、久比・三角島を中心に、自らが運営するレモン畑での有機レモン栽培を行っているほか、地域の農家さんと連携して農薬や化学肥料を使わない皮まで食べられるレモンをつくり、「ミカドレモン」としてブランド化を目指し、広島県の神石高原町でTANABEFARMさんというオーガニックファーマと広島県各地の日本酒酒蔵さんと連携し浄酎を生産しています。

人が食べ物を食べるために、いまの農業では農薬をたくさん使って、土壌や生態系が破壊され、農家さん、つまり人にも健康被害が起こる可能性もあります。三宅さん自身も、大学在学時にBKCで学んでいて、滋賀・近江に伝わる近江商人の考え方「三方良し(売り手良し・買い手良し・世間良し)」を知り、とても良い考えだと感じたといいますが、今では「自然よし」「未来よし」という視点が足りていないと感じるといいます。三宅さんらが目指すのは、例えば米やレモンを造るのに、虫や微生物など生態系にも悪影響を与えない世界です。事業を行う先に生態系がプラスになるかを考えて企業活動を行っていくことが、これからの社会起業のあり方だとお話しいただきました。

「僕たちにしかできたいことしか、やりたくない」と強く話す三宅さん。社会起業家とは、強い思いを持って、自分が問題だと思っている社会課題を追求して、それを解決していく人だといいます。

三宅さんの起業のきっかけは、小さい頃から日本酒業界を身近に感じてきたことで、課題が見えていたことでした。ただ製品が売れるだけでなく「酒蔵が守られた」「自然が守れた」ということを目指したいと話します。

「自分にしか見えない課題を突き詰めた先に起業があり、課題を解決したいという強い思いにはいい仲間が集まります。私も立命館で学んでいたときに感じていた課題を強く持ち、それを今起業という形で実現しています。大事なのは、いかに自分にしか見えていない価値、課題を大切にするかです。自分が大切にしたいことを軸に、挑戦してしてほしいと思います」とメッセージをいただきました。

そしてナオライでは、学生インターン生も募集しています。これまでには、久比・三角島で行うナオライの事業や三宅さんが共同代表を務める一般社団法人まめなの事業を通して、レモン栽培などの農業インターンや、ナオライの拠点づくりをする1ヶ月インターンなど、様々な形がありました。自分はどんなことがしたいか、どんなことに興味があるかを、久比・三角島での生活を体験を通して見つめ直す機会になります。ナオライでのインターンシップに興味がある・話を聞いてみたいという方は、ナオライ株式会社またはRIMIX事務局までお問い合わせください。

おわりに

今回のRIMIXオープンゼミでは、ナオライの三宅紘一郎さんにご講演いただきました。

本イベントの開催を前に「RSIF社会起業家インタビュー」の第1弾として、ナオライの三宅紘一郎さんに、ご自身の起業の経験や同社の事業展開についてお話を伺ったインタビュー記事も掲載していますので、ぜひご覧ください。

RSIF社会起業家インタビュー#1:ナオライ株式会社・三宅紘一郎さん「多様で豊かな日本酒文化を次世代に」

今後もRIMIXオープンゼミを実施していく予定ですので、是非ご参加ください!

FOLLOW US