立命館小学校の正頭教諭が起業・事業化推進室「教育プロデューサー」に就任しました

学校法人立命館 起業・事業化推進室では、立命館における一貫教育型アントレプレナーシップ教育の促進に向けて、起業・事業化推進室の「教育プロデューサー」に、立命館小学校の正頭英和教諭が就任したことをお知らせします。

これを機に、立命館各附属校の児童・生徒の成長に資するアントレプレナーシップ教育コンテンツの開発や仕組みづくりをさらに展開してまいります。

起業・事業化推進室は、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、5つの附属校(立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館小学校)を有する立命館学園における起業・事業化を総合的に推進する役割を担っています。
文部科学省「大学発新産業創出プログラム(START)」の一環である「起業家層の拡大に向けたアントレプレナーシップ教育の高校生等への拡大 EDGE-PRIME Initiative」事業においても、関西の小中高生に向けたアントレプレナーシップ教育充実のため積極的にプログラム提供を行うなど、京阪神におけるスタートアップエコシステムのグループリーダーとして取り組みを展開しています。

正頭教諭は、立命館小学校において英語の授業でゲームのマインクラフトを活用した PBL(Problem Based Learning)授業を展開。2019 年には、イギリスの国際教育機関「バーキー財団」が設立した、教育界のノーベル賞と言われる「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ 10 に、世界約3万件以上の中から、唯一の日本人教員(小学校教諭としては日本初)として選ばれました。

今後は、正頭教諭とともに、立命館小学生を中心に、附属中高や関西エリアの小中高生を対象としたアントレプレナーシップ教育や児童・生徒の特性にあわせた教育コンテンツ、教育手法・制度等の共同研究・開発を加速させ、社会に新たな価値を生み出す人材の育成を目指してまいります。

教育プロデューサーの就任について

対象者

立命館小学校 教諭 正頭 英和(しょうとう ひでかず)

職 名

学校法人立命館 起業・事業化推進室 教育プロデューサー

主な職務

起業・事業化推進室の一貫教育型アントレプレナーシップ教育に伴う活動

  1. 立命館小学生を対象としたアントレプレナーシッププログラムの企画・実施
  2. 児童・生徒の発達段階・特性にあわせた教育コンテンツや教育手法・制度等の共同研究・開発

正頭 英和教諭 プロフィール

正頭 英和 氏(Hidekazu SHOTO)
= 立命館小学校 主幹教諭

大阪府生まれ。関西外語大学外国語学部卒業。関西大学大学院修了(外国語教育学修士)。京都市公立中学校、立命館中学校・高等学校を経て現職。英語科教諭として指導をしながら、ICT教育部長としてオンライン授業のしくみ作りを進める。2019年、人気ゲーム『マインクラフト』を活用した問題解決型授業が評価され、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「Global Teacher Prize」のトップ10に選出される。現在は小学校での指導に加え、エデュテイメントプロデューサーとして、企業と連携し楽しく社会のしくみなどを学べる教材の開発を行う。

正頭 英和教諭 コメント

アントレプレナーシップ教育において、「起業すること」だけがゴールだとは考えていません。ただ、子どもたちの選択肢は多い方が良く、起業という選択肢を持つことは大切なことだと思います。そして、初等中等教育段階でたくさんの体験をすることで、子どもたちの興味関心の間口を広げることが大事だと考えています。社会に出るときに夢や希望、そして「やりたいこと」を持っている。そんな教育を提供していきたいです。

起業・事業化推進室について

起業・事業化推進室は、本学園に関わる多様な人材を横断的に連携させ、さまざまな社会課題解決に貢献する起業・事業化の促進と、既存の取り組みを学園規模で飛躍的に前進させるしくみ
を構築するため、2021 年 6 月 1 日に設置されました。

一貫教育型のアントレプレナーシップ教育プログラムの提供や研究シーズ型ベンチャーの創出支援、学園独自のファンド投資先との連携など、立命館が目指す「社会共生価値」の創造を事業
化を通じて実現すべく、プラットフォーム「RIMIX(リミックス)」の名称で全学にワンストップで展開・推進しています。

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