【EDGE+R】GAstroEdu「Lemon Adventure 5 〜柑橘UNIVERSITY – 柑橘で世界のひとと知がつながっていく〜」

立命館大学EDGE+Rプログラムは、広島県尾道市瀬戸田を舞台に、地域発のイノベーション・レモンとアートとまちづくりをテーマとした「Lemon Adventure 5」を2025年3月15日(土)、ベル・カントホールより配信、ハイブリッドで実施します。
現地参加はもちろん、ZOOMによるオンライン参加者を募集いたします。

開催概要

GAstroEdu「Lemon Adventure 5」
柑橘UNIVERSITY〜柑橘で世界のひとと知がつながっていく〜

本学では、2020年より「GAstroEdu(ガストロエデュ)」と題して、食をテーマに世界のひとと地域をつなげていく、地域の未来を共創する価値共創・オープンイノベーションプロジェクトを進めてきました。広島県尾道市瀬戸田は、レモンの生産量が日本一を誇るレモンの島で、GAstroEduの連携を先進的に進めてきた地域です。2021年に実施したGAstroEdu Lemon Adventure2をきっかけに、現在までにイタリアと連携したレモンティラミスの開発、テッラマードレ出展とレモンワークショップ開催(イタリア・トリノ)(2022年9月)、瀬戸田レモンイベント(2023年2月18-19日)、Lemon Adventure3(2023年3月)、Lemon Adventure4(2024年1月)と実施してまいりました。これらの取り組みは、「知的財産推進計画2023〜多様なプレイヤーが世の中の知的財産の利用価値を最大限に引き出す社会に向けて〜」(知的財産戦略本部, 2023)に、『日本と海外の食に関わる人々と地域をオンラインでつなぎ、生産者同士の対話や交流から日本の新たな魅力を発掘し、価値共創につながる場づくりを進めている。』先進事例として取り上げていただきました。

今回のLemon Adventure 5は、尾道市瀬戸田の皆さんとの4年目の取り組みとして、これまで以上のアドベンチャーと挑戦を進めていきます。地域の価値づくり、イノベーション、食、まちづくり、教育、国内外との連携など。瀬戸田と世界のレモン・柑橘をめぐる地域の多様な人たちとのインタラクションを通じて未来の豊かな食・地域のありかたや地域産業の発展について考えるイベントです。

ご興味のある方はぜひご参加ください。皆様のお申込みを心よりお待ちしています!

開催日時

2025年3月15日(土)13:30〜17:00(予定)
開場:13:00

*オンラインでも配信しますので、途中入退出も歓迎です

開催場所

ベル・カントホール(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田535-1)
対面・オンライン(ZOOM) ハイブリッド開催

対象・定員

どなたでもご参加いただけます
*対面の方は申込不要です
*オンラインの方はお申込が必要です(定員250名/以下よりお申込ください)

お申し込み

こちらのフォームからお申し込みください。後日、ご入力いただいたメールアドレスにZoom URLを送付します。

申込締切:3月13日(木)15時

皆様のご参加、お待ちしています!

実施主体

主催 | 立命館大学EDGE+Rプログラム   
後援 | 尾道市/尾道市教育委員会   
協力 | 立命館 起業・事業化推進室 RIMIX/立命館大学食マネジメント学部/立命館大学石田研究室/早稲田大学野中研究室/慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科白坂研究室/武庫川女子大学本田研究室/早稲田大学グローバル科学知融合研究所

【第1部】プログラム

13:00-13:10 オープニング・開会挨拶

13:40-14:20 トークセッション1『瀬戸田レモンの挑戦とこれから』

14:20-15:00 トークセッション2『尾道・瀬戸内の魅力を世界へ』

15:00-15:20 高校生セッション『瀬戸田高校これからの100年へ

15:20-15:30 休憩

15:30-16:10 イタリア・海外中継

16:10-16:55 トークセッション2『レモンアドベンチャーから柑橘UNIVERSITY構想へ〜食から世界をみる・未来の教育〜』

16:55-17:00 クロージング

*プログラムは予告なく変更の可能性がございます

【第2部】Lemon Table ※現地のみ

現地・瀬戸田では第2部として、食×デザイン×アート体験イベント「Lemon Table」を開催します(参加有料)

登壇者紹介

*敬称略・順不同

ビデオ出演

南雲 岳彦(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート代表理事/三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 専務執行役員)

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート代表理事 兼 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社専務執行役員。デジタル庁田園都市Well-Being指標委員会委員、UN-Habitat Global QoL Initiative Assurance Panelメンバーの他、尾道市、東京都、横浜市、鎌倉市、渋谷区、浜松市、会津若松市等の政策参与・アドバイザーを務める。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授およびシステムデザイン・マネジメント研究科特任教授、京都大学経営管理大学院客員教授、立命館大学客員教授、立命館アジア太平洋大学客員教授など兼任。

13:40-1420|トークセッション1『瀬戸田レモンの挑戦とこれから』

【登壇者
石田 雅芳(立命館大学 食マネジメント学部長・教授)
奥本 隆三(株式会社島ごころ・代表取締役社長)
稲葉 典文(稲葉農園)
田坂 知也((㈱日出屋瀬戸内ファーム
奥川 一平(奥川農園)
荻沼 雅美(朝日新聞社CTO室スタッフエンジニア兼東日本放送社外CTO)
泉  友詞(フォースタートアップス株式会社 産学領域シニアフェロー・学校法人立命館 産学共創プロデューサー)
矢野 亮太(KEARNEY マネージャー)

石田 雅芳(立命館大学  食マネジメント学部長・教授)

福島市に地元醤油会社の醸造技術者の次男として生まれる。専門はイタリアルネサンス美術と美学。フィレンツェ市初めての日本人公認ガイド。スローフード協会イタリア本部のスタッフとして、スローフード・ジャパンの創立に尽力し、日本の食文化の海外発信に寄与する。2018年より立命館大学食マネジメント学部の学部長に就任。食のアクティビズム、地域創生、地域産品の認証システムなど、スローフード思想の周辺を研究フィールドとしている。学部にナポリピザのレッスンを導入したことが、最近イタリアの全国ニュースで取り上げられたことと、ある著名ジャーナリストに似ていることが現地で話題になっている。レモンアドベンチャーには第1回より参加。

奥本 隆三(株式会社島ごころ・代表取締役社長

瀬戸田高校卒業、辻製菓専門学校卒業後、神戸で7年間修行し、2008年故郷の瀬戸田に洋菓子店を開店。2009年地元産レモンを使ったレモンケーキを開発、170万個の大ヒットとなり、瀬戸内レモンブームの火付け役に。百貨店や大手企業との商品開発も手がけ、現在は世界各地のレモン産地の歴史、文化、魅力を活かした商品開発を通してレモンの可能性を追求。訪れる観光客や学生に向けたレモンケーキ学校の立ち上げを進めている。1982年3月13日生まれ、A型、魚座、成年、広島県尾道市瀬戸田町(生口島)出身&在住

稲葉 典文(稲葉農園)

高根島出身。大学卒業後、製鉄関連企業にて営業、総務、人事、経理、購買の各業務を経験。2016年、家族と共にUターンし親元就農、2018年に経営を父から引き継ぎ現在に至る。また、父親と共に農事組合法人レモンの郷の経営に参画、ハウスレモンの栽培を通じレモンの周年供給体制の確立に向けて広島県、尾道市およびJAひろしまと共に活動中。2024年には広島県の指導農業士として認定を受け、地域の農業振興および担い手育成に少しでも貢献できるよう奮闘している。

田坂 知也(㈱日出屋瀬戸内ファーム)

尾道市瀬戸田町高根出身。家業の農業に興味があり、東京農工大学農学部に進学し農業経営学を専攻。卒業後銀行の法人営業、青果店での販売を経て、瀬戸田の柑橘の価値に気づき2020年にUターンし就農。就農以降、美味しい青果物をお客さんに持続的に提供していくことに注力。2024年に実兄の就農に伴い法人化、株式会社日出屋瀬戸内ファームとして地域の農業に貢献していくために日々精進中。

奥川 一平(奥川農園)

岡山にて3年間業務用厨房機器の営業をし、人との繋がりを再認識しました。そこから結婚を機に、地元瀬戸田に帰り就農しました。SNSを通じ、今まで出会ってきた人から「瀬戸田の柑橘を食べてみたい」と問い合わせがあります。実際に食べていただき「美味しい!」という声が届くとやりがいを感じます。「本当に瀬戸田の柑橘は美味しいのか?」という疑問に思い、2024年に柑橘ソムリエの資格を取得しました。まだまだ柑橘の可能性は無限大。「瀬戸田の柑橘は美味しいですb」

荻沼 雅美(朝日新聞社CTO室スタッフエンジニア兼東日本放送社外CTO)

大学院では核融合プラズマの研究を推進。朝日新聞社にエンジニアとして入社後、社長室戦略チームを経て、2013年4月より、新規事業や投資を担う「メディアラボ」で新規事業の舵を取る。その後、朝日新聞アジア取締役を経て、東日本放送に出向。社長室長として新事業を推進する。朝日新聞社の経営企画本部に戻った後も、東日本放送の社外CTOとして東北総合プラットフォーム「topo」を支援する。東日本放送では、瀬戸田レモンとメゾンカイザーをつないだレモンパン作りや、広島・宮城をはじめとする各拠点におけるレモン商社機能の構築を支援。日本の素晴らしい食文化とアニメコンテンツを世界に発信していくのが夢。

泉 友詞(フォースタートアップス株式会社 産学領域シニアフェロー・学校法人立命館 産学共創プロデューサー)

ロジスティクスコンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリーを経てGMOインターネットグループにて事業開発/マーケティング事業を牽引。その後、フォースタートアップス株式会社の創業メンバーとして成長産業支援事業に従事。会社設立から約3年半での上場を実現し、産学官金連携を見据えたパブリックアフェアーズ戦略室を創設。政府/地方自治体及び大学/大企業と共に、成長産業の創出に資するスタートアップエコシステムの構築及び政策提言活動等を推進中。経済産業省事業 総合アドバイザリー/大阪商工会議所 スタートアップ連携委員/J startup KANSAI推薦委員等を歴任。

矢野 亮太(KEARNEY マネージャー)

日立製作所の原子力エンジニアや、経産省、衛星系シンクタンクを経て、現在は防衛宇宙分野のコンサルタントやJAXA関連の委員活動を通じて、防衛宇宙産業を、外貨を稼げる産業に変革しようと奮闘中。日本中の原子力発電所を巡りながら、産業振興を通じた地域創成を実現したいとの想いにいたる。学生時代から、下北沢カレーフェスティバルのスタッフとして、地域マスコットキャラクター・カレーまんズの一員である“カレーまん バジル”として活動中。父方の祖父が愛媛、祖母が香川、従弟が瀬戸田で一昨年まで柑橘農家であったため、四国には縁あり。瀬戸内国際芸術祭では、春夏秋通いつめて全12エリアを踏破し、瀬戸内が大好きに。いつかセカンドハウスを瀬戸内に建てるのが夢。

14:20-15:00|トークセッション2『尾道・瀬戸内の魅力を世界へ』

【登壇者】
長島  聡(きづきアーキテクト株式会社 取締役会長)
日下  光(xID株式会社・代表取締役CEO/Govtech協会 代表理事)
田中 慶子(株式会社Art of Communication代表)

小関 尚紀(焼肉作家)
太田 祐也(KAE ファウンダー/株式会社フォーシー ファウンダー/瀬戸内醸造所株式会社 ファウンダー/内閣府クールジャパンプロデューサー)

長島 聡(きづきアーキテクト株式会社 取締役会長)

工学博士。由紀ホールディングス株式会社社外取締役、ファクトリーサイエンティスト協会理事。早稲田大学理工学研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手、ローランド・ベルガーに参画。日本法人代表取締役社長を経て、2020年3月までグローバル共同代表。2020年7月に新事業の量産を目的とした会社、きづきアーキテクト株式会社を創業。異能人材のコラボレーションのプロデュースで新規事業の量産を推進。工場を舞台にものづくりのこだわりをアートで表現する=分散型オープンファクトリー「瀬戸内産業芸術祭」の主要メンバー

日下 光(xID株式会社・代表取締役CEO/Govtech協会 代表理事)

1988年生まれ。2012年にxID株式会社を創業。2017年より電子政府で有名なエストニア共和国に渡り、eResidencyや政府機関のアドバイザーを務める。2022年8月より一般社団法人デジタルアイデンティティ推進コンソーシアム理事に就任。2022年11月に一般社団法人Govtech協会を設立し、同団体の共同代表理事を務める。2021年度~2024年度総務省地域情報化アドバイザー。静岡県浜松市フェロー。神奈川県鎌倉市スマートシティ推進参与。

田中 慶子(株式会社Art of Communication代表)

愛知県出身。地元の県立高校を卒業後、劇団研究員、NPO活動を経てアメリカ最古の女子大であるマウント・ホリョーク大学を卒業。(国際関係論専攻)帰国後は衛星放送、外資系通信社、NPO勤務の後、フリーランスの同時通訳者となる。天皇皇后両陛下(当時)、総理大臣、ダライ・ラマ、テイラー・スウィフト、ビル・ゲイツ、デビッド・ベッカム、U2のBONO、オードリー・タン台湾デジタル担当大臣などの通訳を経験。2010年、コロンビア大学にてコーチングの資格を取得し、現在は通訳の経験をもとに、心理学や成人発達理論なども取り入れたコミュニケーションのアドバイスをするコーチングの分野にも活動を広げている。2020年、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科修了。2023年、倉敷市の大原美術館理事に就任。講演や著書のほか、Voicyなどでの発信活動も行っている。

小関 尚紀(焼肉作家)

焼肉作家。通称:YAKINIQ。お肉博士1級。MBA(早稲田大学/経営学修士)。筑波大学大学院博士後期中退。会社員の傍ら、焼肉店には年間100店舗以上通い、焼き方を独自研究している。海外渡航60カ国。焼肉好き伝説の番組 BS朝日『美女と焼肉』(2022年3月終了)の初期レギュラー他、NHKなどメディア出演多数。食べログマガジンで不定期連載。著書に『焼肉の達人』(ダイヤモンド社)、『世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書』(KADOKAWA)、『「即判断」する人は、なぜ成功するのか?』(サンマーク出版)含め計5冊。現在は焼肉に合う食べ方を研究中の傍ら、2024年4月から開始したポケモンGOフレンドを募集中。

太田 祐也(KAE ファウンダー株式会社フォーシー ファウンダー/瀬戸内醸造所株式会社 ファウンダー内閣府クールジャパンプロデューサー)

広島県三原市出身。小さい頃から瀬戸内のしまなみを見て育つ。地方創生を業とする株式会社フォーシーを25歳の時に立ち上げ、各地の地域ブランドの立ち上げ育成、小規模事業者支援を行う。地域の根幹産業である1次産業の衰退とともに失われつつある、地域の食文化を見直し世界に発信する瀬戸内ガストロノミー計画を始動。2019年より、瀬戸内醸造所株式会社を立ち上げ、setouchiを旅するワイン、setouchiを旅するワイナリーをコンセプトに瀬戸内地域の篤農家の方々とともにワインづくりを行う。2025年からは、地方創生ラボKAEを創設し、地域の資源を活かした地域づくりを進めるため各地の行政、企業、団体と連携をして地域活性コンサルティング業務を行う。

15:30-16:10|イタリア・海外中継

【登壇者
石田 雅芳(立命館大学 食マネジメント学部長・教授)
片山 武志(ひろしま農業協同組合 せとだ柑橘事務所副所長 / せとだ選果場副場長)
稲葉 典文(稲葉農園)
原田 充明(原田農園)
田坂 知也((㈱日出屋瀬戸内ファーム
奥川 一平(奥川農園)

片山 武志(ひろしま農業協同組合 せとだ柑橘事務所副所長 / せとだ選果場副場長)

尾道市瀬戸田町高根島出身。大学卒業後、約6年間健康食品や医療機器の営業をし、島外の空気を味わう。2009年、結婚を機に帰島しJAに入組。以来、一貫して柑橘の販売担当を務め、柑橘や「せとだレモン」の知名度と地位向上に力をそそぐ。先祖代々受け継がれた産地の思いを胸に、長く信頼関係を築けるような、人間同士のつながりを大切にする営業を心がけている。今シーズンからは選果場副場長も兼務。実家の片山農園では、後継者としても少しずつ農業を勉強中。

原田 充明(原田農園)

岡山にある吉備高原学園高等学校へ進学、そこで同級生などから瀬戸田や柑橘の魅力を再認識し柑橘農家を目指し始める。千葉大園芸学部園芸別科で2年間農業、園芸、特に落葉果樹(なし、ぶどうなど)の栽培について学ぶ。柑橘について学ぶため静岡にある農研機構 果樹茶業研究部門 興津へ2年間研修に行き愛媛や和歌山、九州など柑橘産地から集まった担い手達と栽培や知識を競争するように学び良いライバルを作る。広島県農業技術センター安芸津へ非常勤として11年働き、柑橘圃場管理をしながら研究もサポートする。その後家族と共に地元瀬戸田に戻り、農家を生業とし今年で6年目となる。

14:20-15:00|トークセッション3『レモンアドベンチャーから柑橘UNIVERSITY構想へ〜食から世界をみる・未来の教育〜』

【登壇者
平谷 祐宏(尾道市長)
石田 雅芳(立命館大学 食マネジメント学部長・教授)
仲谷 善雄(立命館大学・学長)
徳田 昭雄(立命館大学・副学長(研究・イノベーション推進)、合同会社Libro & Innovare 代表社員
朝日  透(早稲田大学理工学術院 先進理工学部長・研究科長・教授)
白坂 成功(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授)
野中 朋美(早稲田大学理工学術院創造理工学部教授・立命館大学客員教授) 

平谷 祐宏(尾道市長)

尾道市出身。1977年山口大学教育学部を卒業後、中学校教諭として従事。教育事務所長などを歴任後、尾道市教育委員会教育次長を経て、2003年尾道市教育委員会教育長に就任。2007年尾道市長に就任し、現在5期目。

仲谷 善雄(立命館大学・学長)

1981年大阪大学人間科学部卒業。人工知能技術を応用した避難行動シミュレーションの研究で1989年神戸大学から学術博士を取得。三菱電機入社後、スタンフォード大学で客員研究員として研究留学。日本では未開拓の人工知能研究「事例ベース推論」に取り組む。2004年立命館大学情報理工学部教授として着任後、同学部長、学校法人立命館副総長・立命館大学副学長・学校法人立命館最高情報責任者などを経て、2019年学校法人立命館総長・立命館大学長に就任。専門は、防災情報システム、人工知能(AI)、ヒューマンインタフェース、認知工学、思い出工学。

徳田 昭雄(立命館大学・副学長(研究・イノベーション推進)、合同会社Libro & Innovare 代表社員

博士(経営学)。2000年より立命館大学 経営学部 所属。英Reading大学、独アーヘン工科大学、仏EHESS、仏Institut Mines-Télécom、慶應義塾大学 SDM研究科訪問教授を経て2021年より現職。専門分野はイノベーション論。国際ビジネス研究学会(理事)や研究イノベーション学会(理事)グリーンイノベーション(GI)基金事業(次世代蓄電池・モーター)技術・社会実装推進 委員長ほか。

朝日 透(早稲田大学理工学術院 先進理工学部長・研究科長・教授)

福井県生まれ、東京育ち。都立白鴎高校卒。1986年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1992年博士(理学)、2007年経営学修士を取得。早稲田大学グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長、2024年9月より、早稲田大学理工学術院先進理工学部長・研究科長を務める。学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。JST研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム「Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)」プラットフォームコアメンバー、ムーンショット型農林水産研究開発事業目標5の「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」副プロジェクトマネージャーおよび「藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム」プロジェクトメンバー、JST創造科学技術推進事業(ERATO) 「山内物質空間テクトニクスプロジェクト」プロジェクトマネージャー、尾道市ウェルビーイング政策アドバイザーを務める。専門はキラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、循環型食料生産システムの研究。

白坂 成功(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授)

東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機株式会社にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。大学では、大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論などの研究に取り組む。2004年より慶應義塾大学にてシステムデザインの教鞭をとり、2010 年より同大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授、2017年より同教授。2023年10月よりSDM研究科委員長。内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを創業(日本スタートアップ大賞2022文部科学大臣賞受書)。内閣府宇宙政策委員会、内閣官房デジタル市場競争会議、経産省 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会等、多くの委員として政府の活動を支援。

野中 朋美(早稲田大学理工学術院創造理工学部教授・立命館大学客員教授) 

専門は生産システム工学、サービス工学。博士(システムエンジニアリング学)。慶應義塾大学環境情報学部卒業、企業でWEBマーケティングに従事した後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)修士課程・後期博士課程に1期生として入学し4年間で早期修了。SDMでは、デルフト工科大学やスイス連邦工科大学への研究科派遣留学や、MITに研究インターンシップ滞在。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部経営システム工学科助教、立命館大学食マネジメント学部准教授・立命館EDGE+R副総括責任者、立命館大学国際部副部長などを経て2023年4月より現職。主な研究は、持続可能なビジネス・社会システム研究。働きがいや創造性と生産性などの人の情報を起点としたサービス生産システム設計、一般民間人宇宙滞在のための快適ECLSS、食・地域資源を活用した価値共創デザインなどに従事。尾道市ウェルビーイング政策アドバイザー、​​内閣府クールジャパン・アカデミアフォーラム構成員、経済産業省素形材産業ビジョン策定委員会委員などを務める。

※ほか調整中

第2部|Lemon Table ※現地のみ


板垣/河原崎 香織(イートリート株式会社代表)

建築家・デザイナー。イートリート株式会社 / eatreat food and design 代表。k2-foundation 一級建築士事務所 主宰。一粒万倍グラノーラ 運営。多摩美術大学美術学部建築学科卒業後、建築家前田光一氏・原尚氏に師事。米コロンビア大学東アジア研究所・都市建築学科にて客員研究員。ミラノ工科大学デザインスクールDesign for food マスターコース修了。海外在住中に世界の食に触れ、建築・デザイン・アートの視点から食を媒体にしたアート作品を発表。レストランのコンセプト開発から教育など様々なフィールドにおいて食べる行為にまつわるデザインワークを展開している。efood2024 第4回国際フードデザイン学会プロフェッショナル部門最優秀賞など。現在は立命館大学R-GIRO客員研究員。


本田 智巳(武庫川女子大学食物栄養科学部 食創造科学科 講師)

専門は調理学、食物学。修士(環境共生学)。熊本県立大学院環境共生学研究科博士前期課程修了後、食品メーカーでの商品開発、給食委託会社での給食の運営に従事。その後、尚絅大学生活科学部助手、立命館大学食マネジメント学部助教を経て、2022年4月より現職。調理学をフィールドに、人間の食の営みを環境や社会との関わりから捉え、持続可能な食生活について考えることをねらいとする教育プログラムのデザインと実践など、他領域の専門家や企業、自治体と連携した研究に従事。京都芸術大学食文化デザインコース(フードデザイン基礎)科目担当講師を務める。

奥本 隆三(株式会社島ごころ・代表取締役社長

瀬戸田高校卒業、辻製菓専門学校卒業後、神戸で7年間修行し、2008年故郷の瀬戸田に洋菓子店を開店。2009年地元産レモンを使ったレモンケーキを開発、170万個の大ヒットとなり、瀬戸内レモンブームの火付け役に。百貨店や大手企業との商品開発も手がけ、現在は世界各地のレモン産地の歴史、文化、魅力を活かした商品開発を通してレモンの可能性を追求。訪れる観光客や学生に向けたレモンケーキ学校の立ち上げを進めている。1982年3月13日生まれ、A型、魚座、成年、広島県尾道市瀬戸田町(生口島)出身&在住

小島 賢二(THE BREAD BAR代表)

健康的で美味しく、地域に愛されるパン屋をテーマに、パン・お菓子の製造と販売を行っています。地域のこども園や不登校児童の居場所への支援も行いながら、食育やパン教室を取り入れた「子どもが五感を養い、自立できる環境作り」を行っています。

白川 純(ウェスティンホテル仙台)

2001年 武蔵野調理師専門学校を卒業し、「ゴードン・ラムゼイatコンラッド東京」など都内のホテルでフランス料理の基礎を学ぶ。東京マリオットホテルを経て、2019年1月 ウェスティンホテル仙台 レストラン料理長に就任、現在に至る。

桑本 健吾(グランドプリンスホテル広島 ペストリーシェフ)

広島国泰寺高校卒業、広島製菓専門学校卒業後、2007年にグランドプリンスホテル赤坂に入社、恵比寿のパティスリーレザネフォールを経て5年東京で修行後、故郷の広島へ。2015年からグランドプリンスホテル広島のペストリー部門の責任者として腕を振るい、帰省してからの10年で様々なコンテストに挑戦し2024年に行われたジャパンケーキショー東京での入賞をはじめ、主に味覚のコンテストにおいて優秀な成績をおさめる。2016年G7広島外相会合、2023年G7広島サミットでは開催ホテルとして各国の首脳のおもてなしに携わる。1986年12月21日生まれ、B型、射手座、寅年

福政 圭一(株式会社アクアプランネット 代表取締役)

1988年3月、瀬戸田高校卒業。1994年6月、(株)アクアプランネット創業、「for Living Well ~より良くいきる~」をコンセプトに、学習塾にて子どもたちに勉強とその経験から人生を強くいきる力を付けさせていく。2003年、ベルギー料理とビールのレストランを開業。2013年、三重県のアンテナショップ三重テラスを業務委託。現在は、「教育事業部」「フードサービス事業部」「地域プロモーション事業部」「ライフスタイル事業部」「F.Cデベロップメント事業部」と5つの事業を持つ。年商約35億円。2024年、ベルギー王国より「王冠勲章オフィシエ章を受勲」。2025年、関西万博にてベルギーパビリオンのレストラン運営を受託。

山田 勝久(広島酔心調理製菓専門学校 製菓衛生師)

広島酔心調理製菓専門学校
製菓衛生師科 製菓衛生師
菓子製造業技能士1級 
ものづくりマイスター

GAstroEduとは

GAstroEduは、世界が抱える社会課題に対し、 身近な「食」をテーマにしたワーク ショップを通じて子どもたちの主体性や創造性を育み、「本物」に触れながら生産者と生者を教育を媒介につなぐプラットフォームを目指す、オンラインのSDGsワークショップ開発プロジェクトです。

大学が有する食の世界的なネットワークと最先端のリモート技術で、海外と直接繋がるライブ感あふれる体験型プログラムを実現。世界の社会課題に対し、身近な食を通じて、小さくとも自らの手でひとつの解決策を作り出していく経験から、サイエンス、テクノロジーのみならず文化や歴史などの多くの視点から問題の本質をとらえることができるイノベーション人材の育成につながることを期待しています。

これまでのGAstroEduワークショップの
ダイジェスト動画をRIMIXチャンネルで公開中!▼

EDGE+Rプログラム

「立命館大学EDGE+R(イノベーション・アーキテクト養成プログラム)」は、イノベーションを興せる人材の輩出を目指し、学内外を問わず、新しいことに挑戦するひとを求めるプログラムで、2014年から始まりました。起業を目指すひと、仲間が欲しいひと、企業課題の解決をやってみたいひとなど、多様なひとが混ざる「場」として、学部の垣根を越えた多様なプログラムを用意しています。EDGE+R プログラムは、文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGE、2014年度〜2016年度)に引き続き、文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT、2017年度〜2021年度)に採択され、2022年度より立命館大学独自のプログラムとしてスタートしているプログラムです。本プログラムでは企業協賛ワークショップと称し、企業より与えられた課題、テーマについて、「デザイン」に関わる手法をもとにビジネスモデルを考えるワークショップを実施しています。

EDGE+Rプログラム紹介動画はこちら▼

お問い合わせ

EDGE+R運営事務局(BKC共通教育課内)(担当:野神・小塩)
TEL:072-665-2195 e-mail:r-edge@st.ritsumei.ac.jp

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