立命館起業・事業化推進室 RIMIXです。
今年6月から募集をスタートし、7月に1次審査、8月に2次審査を行った「第20回学生ベンチャーコンテスト2023 Powered by RIMIX」。
いよいよ10月14日開催の最終審査会「第20回学生ベンチャーコンテスト2023 Powered by RIMIX -THE FINAL PITCH-」へと出場する7組のファイナリストが決まりました。ファイナリストたちは、社会で活躍するメンターらによるメンタリングを受け、それぞれのビジネスプランを磨き上げ、ファイナルピッチへ出場します。
今回は、昨年度の「第19回立命館大学学生ベンチャーコンテスト2022」のファイナリスト・one moreの萩原 千夏さん・小川 真白さん(立命館大学 食マネジメント学部2回生)が、ファイナリスト7組にインタビューを実施。その内容をもとに、今年度ファイナリスト7組のプランとそのチームの紹介をお届けします!
チーム名 アシスポ
メンバー 猪原 美羽(立命館アジア太平洋大学1年)
プラン名 値段が高い新体操衣装を安くレンタルできるサービス『アシスポ』
新体操と家庭の未来を明るく、そして身近なものに。
8年間の新体操経験から生まれたビジネス、”アシスポ”。
新体操で必要とされる衣装は、多くの家庭で手作りされることが多いといいます。
新体操をもっと身近で始めやすいものにしたい、家族との時間ももっと大切にしたい。そんな熱い思いをもって、新体操の衣装レンタルサービスを開始しました。
全国展開・起業を目指して本気で取り組んでいるとのことです。みなさんもアシスポの活動を応援してみてくださいね!
チーム名 WITH USコネクト
メンバー
菅原 龍佑(立命館大学経営学部1年)
大西 美羽那(立命館大学総合心理学部1年)
今江 綾夏(立命館大学総合心理学部1年)
プラン名 「Z世代×代替肉」のアスリート特化型コンサルティング
100年後の18歳に食べる幸せを残したい
起業をしたい、代替肉に魅力を感じる、3人の思いが重なって、「食べる幸せを残したい」という思いのもと、代替肉を広めるのはWITH US コネクトさん。
高校3年生から活動を開始し、飲食店を対象とした試食会や文化祭での料理提供を通して、消費者の生の声を聞きながら、WITH US コネクトそして代替肉という存在を広めてきました。
今後は、積み重ねた知見を活かし、メーカーや飲食店だけでなく、アスリートやトレーニーを対象とした代替肉のブランディングを目指しています。
2次審査会でも会場を魅了したWITH US コネクト。「代替肉といえば、WITH US コネクト」の時代はもうすぐそこかもしれません。
チーム名 PONT
メンバー 上林 央佑(立命館大学経営学部2年)
プラン名 PONT
布と光を組み合わせ、特別な空間を届けたい
「ろうけつ染で空間をデザインしたい」2次審査の中で熱く思いを伝えていたのがPONTさん。
暖簾の伝統的な染め方である「ろうけつ染」は光を当てることによって、かけるだけでなく、床に映し出すという新たな楽しみ方を生み出してくれます。
大学入学後、留学生などと交流する機会が増え、日本の伝統の素晴らしさに気づいたと同時に、「祖父の代から守り続けた伝統を継承したい」という思いから、現在のビジネスプランに辿り着いたそうです。
チーム名 Flame Alert
メンバー
小林 夏海(静岡理工科大学2年)
Savchyn Roman(岡山外語学院1年)
Gohourou Djedje Didier(立命館大学大学院D4)
プラン名 Flame Alert ~YouTube炎上発言の予測サービス~
研究の延長線上として事業化していきたい
現在、Youtuberの炎上回避アプリを開発しているFlame Alertさん。
Flame Alertが開発中のアプリは、動画の字幕機能を用いて、炎上の可能性がある表現を指摘してくれるというものです。
現存するものは、アップロード後の指摘がほとんどですが、Flame Alertのアプリには、投稿前に分析そして指摘が可能であるという特徴があります。字幕の精度が高い英語を利用する映像話者をターゲットとしており、今後は日本語の対応にも挑戦していきたいとのこと。
質疑応答の時間には、「もう事業化できますね」と声かけがあり、嬉しそうでありながらも、これからの覚悟を決めたような表情が印象的でした。最終審査も、応援しています!
チーム名 KUAS Social Business Lab
メンバー
山路 菫(京都先端科学大学附属高等学校3年)
七瀧 舞華(京都先端科学大学附属高等学校3年)
梶 智葉(京都先端科学大学附属高等学校2年)
花井 胡桃実(京都先端科学大学附属高等学校2年)
渡邉まり美(京都先端科学大学附属高等学校2年)
プラン名 都市蜜源を活用せよ
ミツバチと共存していく未来に。
現在日本には、ミツバチの減少や日本の食料自給率が低いなどさまざまな問題があります。
その中で”ミツバチ”と共存し、誰もが養蜂できる未来を目指して、高校生2人でスタートしたビジネス。養蜂のサポートやキットのサービスを通して、全国に養蜂文化を広げていきます。
実際にお二人の高校や中学校で活動は開始されており、全国に広がっていくことでしょう。
新たな食育活動が今、始まろうとしています。
チーム名 No wonder
メンバー 久保 勇貴(日本大学3年)
プラン名 EKI SURO(エキスロ)
“エキスロ”で誰もが利用しやすい駅づくりを目指して。
実際に都内の駅でアルバイトをし、そこから見出した課題。
車椅子の方が安全に電車から降車できるように係員が付き添うシステムがあるものの、車椅子の方の自由をもっと広げ、もっとスムーズに移動できるようにしたいとのこと。
車椅子の方が自力で電車から降りられる未来にしたい、そんな思いを持って始めたビジネスです。”エキスロ”は技術的にも開発は可能とのことです。
ますます進化していく” No Wonder”の活動に目が離せません。
チーム名 MOUantAI
メンバー
平田 康介(立命館大学経営学部3年)
太田 晶景(立命館大学経営学部3年)
林 直輝(立命館大学理工学部2年)
プラン名 めしパシャ
介護の未来を変え、みんなが過ごしやすい世界に。
現在11人で、介護×AIという新しい取り組みをしている”MOUantAI”。
介護施設で行われている目視法を、”めしパシャ”のサービスを使って写真でチェックすることにより、食べた量の基準を揃え、健康管理をより徹底するというビジネスの提供をしています。
従来、介護施設では食事量は“目で見て感覚で測定”されていました。私たちの製品では、目ではなく画像認識AIに測定を任せることで業務効率化と徹底された健康管理を可能にします。
このコンテストで、より活動を加速し、誰にも負けない現場へのヒアリングとAIの技術でトップを目指す“MOUantAI”に注目です!
10.14開催・最終審査会|第20回学生ベンチャーコンテスト2023 Powered by RIMIX -THE FINAL PITCH-
ファイナリストの紹介いかがだったでしょうか?
学生ベンチャーコンテスト Powered by RIMIXのテーマは、「未来の豊かな暮らしや社会を作ることに貢献するビジネスプラン」。
よりよい未来を生み出したり、よりよい社会を作ることに貢献できるようなビジネスプランを学生たちが、いよいよファイナルピッチを行います。
10月14日、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて「第20回学生ベンチャーコンテスト2023 Powered by RIMIX -THE FINAL PITCH-」として、ファイナリストのプレゼンテーション最終審査会・交流会が開催されます。
皆さまのご参加、そして温かい応援をお待ちしております!