オンラインコミュニケーションサービスの紹介

オンラインでのコミュニケーションをするにあたって便利なサービスをご紹介します。

*本項は各サービスの利用を推奨するものではありません。利用にあたっては、セキュリティなどに細心の注意を払ってください。

オンラインチャット
オンラインファイル共有
オンラインミーティング・セミナー
その他オンラインコミュニティ

オンラインチャット

Slack

Slackは、様々なツールと連携可能なコミュニケーションツールです。チーム別、プロジェクト別、顧客別など、組織に適したスタイルでチャンネルを作成することができ、チャンネルごとにチャットでのコミュニケーションが取れます。Slackは、Skype、Google Drive、GitHubなど1,500を超えるツールと連携でき、Slackを軸とした業務運用が可能です。無料版でも十分に利用することができます。

Microsoft teams

Microsoft teamsは、Microsoftが提供するコミュニケーションツールです。Word、Excelなどのoffice製品との連携が特徴で、officeファイルの閲覧や編集がツール内で行えます。Officeファイルを共有しながらコミュニケーションを図りたいと考えるユーザーにおススメのツールです。ユーザー1人あたり2GBと共有ストレージ10GBの無料プランが用意されていますので、気になる方は、まずは無料版から試してみるのが良いでしょう。

 

オンラインファイル共有

ファイル共有ツールとは、インターネット上のストレージを介して、ファイルを共有するツール又はサービスで、無料で利用できるサービスも多くあります。

Google Drive

Google Driveは、Googleが提供するクラウドストレージサービスです。Googleアカウントがあれば誰でも15GBまで無料で利用できます。写真、動画、プレゼンテーション、PDF、Microsoft Office ファイルなど、どんな種類のファイルでも安全に保管できます。ファイルやフォルダごとに共有でき、それぞれを閲覧、コメント、編集に招待。オンラインでの共同作業がぐっと手軽になります。

One Drive

OneDriveは、マイクロソフト社が提供するファイル共有ツールです。ビジネスドキュメントは、Word、Excel、PowerPointなどで作成される機会が多いため、Microsoft Office製品の管理に強みを持つOne Driveが威力を発揮します。無料版では5GBまで利用することができます。オンライン上で資料を共有することで、場所を選ばすにドキュメントの作成・訂正が行えます。

オンラインミーティング・セミナー

Skype

Skypeは、Microsoft社が提供するビデオチャットサービスです。1通話に最大50人のユーザーをつなげることができ、Windows、Mac、iOS、Androidで使用可能。ダウンロードがいらないWEBアプリとしても使えます。基本的にはMicrosoftアカウントが必要ですが、最近登場した「Skype Meet Now」は、ログイン不要でクリック1回でミーティングのリンクを生成し、参加者と共有して、ミーティングを無制限に開催することができます。もちろん画面共有やチャットも可能です。

Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、Microsoft社が運営する「Office 365」のチームコラボレーションサービスです。最大10,000人の大規模ライブイベントが可能で、高度なセキュリティ機能を有し、Windows、Mac、iOS、Androidで使用可能。機能制限はありますが、無料で利用することもでき、Office 365のユーザーであれば、プランに含まれているため無料で使えます。画面共有やチャット、共同編集なども行えます。
*上記チャットツールでも紹介しましたが、ミーティングツールとしても使えますので、こちらでもご紹介します。

Cisco Webex Meetings

Cisco Webex Meetingsは、アメリカのシスコシステムズが提供する、世界で最も使われているWeb会議システムです。無料版であっても、1つの会議に100 名まで参加可能で、1会議あたり24時間、回数無制限で使えます。画面共有やチャットだけでなく、インタラクティブ ホワイトボードや無制限のファイル共有が使えます。セキュリティ面も強固なため、安心して使うことができます。参加するのにURLの共有のみで、ダウンロードなどが必要ないのも特徴です。Windows、Mac、iOS、Androidで使用可能。

Zoom

Zoomは、アメリカのZoom社が提供するWeb会議システムです。近年、テレワーク・リモートワークのニーズから、急速にシェアを伸ばしているWeb会議システムの1つです。URLを共有するだけで簡単にWebミーティングができ、部屋を見せたくない人向けにバーチャル背景があるなど、気軽さも特徴です。Windows、Mac、iOS、Androidで使用可能。無料版では最大100人までのグループミーティングが40分まで利用できます。

(注)
Zoomは、FBIがセキュリティの問題を指摘するなど、その脆弱性に懸念があります。ミーティングを実施する際は、URLの共有に注意し、パスワードを必ず設定するなどし、機密情報の画面共有には注意しましょう。

YouTube Live

YouTube Liveは、言わずとしれたGoogle社の動画共有サイトです。YouTubeの機能の1つ、YouTube Liveを使うと、ライブ放送が配信でき、オンライン講座に使うことができます。ライブ放送を安定して配信でき、Googleアカウントがあれば誰でも無料でライブ配信ができます。ライブ配信時は、限定公開に設定して、リンクを参加者に共有するだけでOK。チャットも使うことができます(ファイル送受信・参加者からの発声などは不可)。また、動画はYouTubeの動画としてアーカイブが残るので、録画を後で見ることも可能です。

その他オンラインコミュニティ

note

noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、新しいタイプのウェブサービスです。つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することもできますし、売り買いすることも可能です。あこがれのクリエイターのノートを買ったり、ブログよりも気軽に情報発信したりと、様々な使い方ができます。

参考|noteの使い方

Remo

Remoは、米remo社が提供するオンラインカンファレンスのためのwebサービスです。ブラウザ上に大きな仮想のカンファレンス会場が作成できます。会場を用意して、登壇ステージと様々な会議室を用意して会議室内だけでのコミニケーションができたり、登壇ステージに立ってカメラで自分を写しながら資料を共有画面しチャットを出したり、バーチャル会議室で個室会議をしたりと、オンラインイベントのための機能が詰まっています。無料試用は14日間で、英語版のみでの提供ですが、大規模イベントを企画する際は検討してみると良いかもしれません。

参考|Web会議システムRemoを使ってみた|note
*日本語ドキュメントがないため、個人の解説記事を掲載しています