こんにちは。立命館大学政策科学部2回の北元柊人です。
5月1日~6日の5日間で行われたSustainable Week LIVEの中で行った企画「グローバルな生き方~ウィズコロナ時代の留学・国際協力」に関してのレポートです。
「グローバルな生き方」とは
コロナウイルスの影響で、留学や国際協力による海外渡航ができなくなって約2か月。これからも海外に行くことができるかわからない中、「海外」に注目していた学生はどう考えて過ごしていけばよいのだろうか。
そんな中、渦中の学生の少しでもヒントになればという思いからこの企画を企画しました。
特例認定NPO法人e-Education理事、松下政経塾第39期の薄井大地様、国連世界食糧計画(World Food Programme)マラウイ事務所レジリエンス部の田才諒哉の国際協力の中でご活躍されているお二人と、立命館大学4年生 元国際協力団体IROHAキャンパス代表・トビタテ多様性人材12期の一瀬さん、亜細亜大学3年学生国際協力団体SIVIO 関東支部代表の花嶋杏優の学生お二人に出演して頂き、学生の質問に答えながら、留学・国際協力の「未来」について語って頂きました。
詳しくは、アーカイブ動画をご覧ください。
トークテーマ
- コロナが国際協力団体や留学に与えている影響
- 「国際協力」を途絶えさせないために何ができるか
- 突然の留学キャンセルに直面して改めて考える「留学でしか得られないもの」とは何か
- ウィズコロナ時代の留学・国際協力の在り方
- 現地に行くことだけが国際協力なのか
- 国際協力や社会問題に向き合うキャリアの積み方について
国際協力をキャリアにする人が増えている中で起こった、海外渡航禁止。
そんな中での、留学・国際協力の在り方から、そもそも国際協力の形は「現地に行く」ことだけなのかという話まで、薄井さんと田才さんの多彩な経験を活かして議論が深まりました。
そもそも、国際協力には答えがないもので、田才さん自信、常に迷いながら活動されているということは、今悩んでいる多くの人にとって、背中を押してくれる一言だったのではないかと感じました。
留学や国際協力に無縁の方には、少し遠い話に感じたかもしれませんが、国際協力に関わる方にとっては有益な議論になったと思います。
動画分析(LIVE)
視聴回数・・・131回
同時最大視聴者数・・・50人
ユニーク視聴者数・・・102人
アンケート結果
12人の方々にアンケート回答していただきました。YouTube視聴後のアンケート回答は手間がかかるため、全ての企画において少ない母数となりました。
満足度
83.3%の方に「とても満足」または「満足」と回答して頂いています。
感想
たくさんの感想が寄せられました。ありがとうございます。
一部を抜粋してこちらに掲載させていただきます。
- 興味深いお話が聞けました!田才さんのように社会人であってもまだまだ迷うこともあるという意見はとても印象的でした。たくさんの選択肢がある中で、その時自分がベストだと思ったものを選択し、その後も最良であったと証明できる行動をしていくことが大切だと感じました。しかし、間違っていたかもしれないと思って、変更したりやり直したり、人生いろんなことができると思うので、軸は持ちつつも、なんでも挑戦してみたいと思います。本日はありがとうございました。
- 海外出張もままならない今、学生さんのボランティア活動や留学に多大な影響が出ていることがわかりました。卒業年度や就職活動にも影響があるだけに我々企業にいる者よりもシビアな状況であると推察します。どうしても内向きにならざるを得ないと感じていますが、海外に思いを馳せることは大切だと思いますし、海外を鏡に日本の姿を見つめ直すことについても確かに有意義であると思います。国内でも明日の生活に困る方、学びの保障がされていない子どもなど出てきています。回り道と思って、方向転換されることについても前向きに捉えていただけると嬉しいです。
総括
コロナウイルスで国際的な活動の未来がみえなくなっている中で、国際協力団体や留学を考えていた学生がこれからの未来を考えるのに、少しでもヒントになれたかと思っています。国間の行き来がこれまでにないほど自由になり、大阪からは北海道に行くことも、韓国に行くことも、時間・値段がほとんど変わらなかった世界に突如現れた、「国境」。今、日本、世界は変わっています。その中でもできること。これが大切だと改めて実感しました。
最後になりましたが、ご出演していただきました皆さま、ご覧いただいた方々、ありがとうございました。