【学びの緊急支援策発表】立命館による支援パッケージまとめ

RIMIX事務局です。

学校法人立命館は4月27日、新型コロナウイルスの感染拡大に対する学生・生徒・児童への総合的支援策として、総額25億円となる「新型コロナウイルス禍に対する学びの緊急支援」を発表しました。

今回は新型コロナウイルスに対する立命館の支援パッケージ「学びの緊急支援」について、立命館大学新聞社の協力で、わかりやすく解説します。

立命館大学新聞社の記事

「学びの緊急支援」とは

「学びの緊急支援」では、

  1. Web授業のための受講環境整備支援策
  2. 家計急変等経済支援策
  3. オンラインを活用した学習・生活・諸活動支援策

の3つの軸で、支援が行われます。

今回の支援策の対象となるのは、

  • 立命館大学
  • 立命館アジア太平洋大学(APU)
  • 立命館中学校・高等学校
  • 立命館宇治中学校・高等学校
  • 立命館慶祥中学校・高等学校
  • 立命館守山中学校・高等学校
  • 立命館小学校

に通う、48,580人の学生・生徒・児童全員となります。

立命館学園では、5月7日からインターネットを介したオンライン授業を再開することを決定しており、オンライン授業の再開に向けた対応として、今回の学びの支援策が決まりました。

具体的な支援策はこちら。

それでは、それぞれについてくわしく見ていきます。

1. Web授業のための受講環境整備支援策

「Web授業のための受講環境整備支援策」では、オンラインでの授業実施にむけて、学習・通信環境を準備時の負担軽減のため、本学で学ぶすべての学生・生徒・児童に対し、一律3万円が支給されます。

また、オンラインでの環境が十分でない場合は、必要な人に、パソコン・ルーターなど情報通信機器の無償貸し出しが行われます。

2. 家計急変等経済支援策

「家計急変等経済支援策」は、新型コロナウイルスの影響で家計が急変した学生に対応する支援策となります。アルバイト就労ができなくなる、家計急変により当面の学園生活が困難となる学生(立命館大学・立命館アジア太平洋大学の学生)に対し、月額3万円・最大3ヶ月間の支援が行われます。

①Web授業のための受講環境整備支援策と②家計急変等経済支援策をあわせると、学生1人あたり最大12万円の支援が行われることになります。

3. オンラインを活用した学習・生活・諸活動支援策

「オンラインを活用した学習・生活・諸活動支援策」は、外出自粛という大きな制約がある状況のなかで、学生・生徒・児童の学習・生活・諸活動を継続するための支援を行うものです。主な支援は以下の3つです。

  • 学修・生活面を含めたオンラインサポート体制を整備
  • 就職活動や資格・語学講座の受講などオンラインを活用した多様な学びのプログラムを提供
  • オンラインでの学びを伸ばすコミュニティ形成の促進

 

それぞれの実施時期や、具体的な実施方法については、確定次第周知が行われます。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

Beyond COVID-19でできること

今回発表された「学びの緊急支援」パッケージは、Beyond COVID-19の取り組みの趣旨とも大きく合致しています。

RIMIX事務局では、今後もよりプロジェクトや講座の展開を充実させ、よりスピードアップした「学びを止めない仕組みづくり」を進めていきます!

Beyond COVID-19では、プロジェクトオーナーとしてプロジェクトや講座を立ち上げたり、オンラインサポーターとして参加者のサポートをしたりすることもできます。

「今こそなにかに挑戦したい」「今できることをはじめたい」と思っているすべての立命館のみなさま、ぜひプロジェクトにご参加ください!

現在、Beyond COVID-19では、オンライン授業やコミュニケーションのサポートとして、オリジナルの「バーチャル名札」を好評配布中です!

立命館版・APU版を配布していますので、オンライン授業やオンラインミーティングに、ぜひご利用ください!

「バーチャル名札」配信ページ

 

編集/RIMIX事務局
協力/立命館大学新聞社