こんにちは。立命館大学理工学部4回生のteamRIMIXライター・西野日菜です。
2回目の記事となりました。前回は、大学生が自粛期間中に何をしているのか、今の時期の課外活動の動き方についてお話しました。あれから早1週間で大きな変化がありました。
というわけで今回は、立命館大学Sustainable Week実行委員会がゴールデンウィークに実施予定の「Sustainable Week LIVE」について触れながら、発信と思考の重要性に関して思うところを書きたいと思います。
企画書は突然に
ちょうど5日ほど前でしょうか。Sustainable Week実行委員会に最近入った2回生の後輩から企画書が送られてきました。
簡単に言うと、「ゴールデンウィークをサステイナブルウィークにしたい」とのこと。
おお、なるほど良いじゃん!…ちょっと待って、GWって1週間後だけど大丈夫?
しかし、そこは流石のSustainable Week。
Sustainable Weekは、2017年に「日本初、学生主催のSDGs体験型イベント」として実施した「Sustainable Week 2017」から活動をスタートした団体です。
これまでも、とにかく面白い、インパクトのある活動を志して年間50もの企画をこなしてきました。
今回もSWらしく、誰一人そんな当たり前な懸念点は口にせず、次々と「この人呼ぼう」「こんな企画したらどう?」と企画書が増えていきます。
気づくと、毎日2つ以上の企画を6日間連続で行う、まさにオンライン版Sustainable Weekのようなイベントへと成長していきました。
今までに行ってきた企画もなかなか準備期間も短いのですが、今回は規模感と準備時間が一番見合わないイベントになりそうです。笑
そんなこんなで今は、メンバーのほぼ全員が自分の担当する企画を持ち、前代未聞のYouTube Live進出に向けて、爆速で準備を進める毎日です。
なんでそんなに「今」にこだわる必要があるのか?
それは、今まさに発信することと考えることが重要視されつつあるからです。そのことについて詳しく書いていきます。
あくまでこれは私個人の考えですので、Sustainable Week実行委員会のメンバーはそれぞれいろんな想いで企画していることと思います。
GWをSWに。
なんか良い言葉ですよね。オンライン帰省とか外出自粛とかで、実質今年のGWはないと思っている方が多いのではないでしょうか。
そして今の外出自粛期間、皆さんも、さまざま工夫して過ごしていることと思います。ZOOMという単語も一般的になり、おうち時間の過ごし方もバリエーションが出てきたように感じます。
GW最終日である5月6日は、政府が現時点で出している緊急事態宣言の最終日でもあります。そしてわたしたちが通う立命館大学も、この日で休講期間が終了し翌日からはオンラインの授業がはじまる予定です。
この1か月間、皆さんは何か目標をもって生活していましたか?外の世界に目を向け、深く思考を巡らせましたか?おうち時間を過ごすなかで何か得られたものはありましたか?
SNSを見ていると、学生生活や活動が停滞してしまっている人が多いように感じます。このままの状態で大学のオンライン授業が再開し、ただのオンラインが多めになった元の生活に戻るのでは何かもったいない気がします。
どの世代も経験したことがないような前代未聞の外出自粛の期間に、力を振り絞ってオンラインだからこそできる大きな企画がしたいということで、Sustainable Week LIVEができました。
Sustainable Week LIVEは、GW中毎日いろんな人を呼んでディスカッションやアイデアソンといったイベントを行うものです。
また1つ1つの企画詳細は、Beyond COVID-19のプロジェクトページにに掲載される予定ですのでそちらをご覧ください!
これらの企画は、いろんな学生、いろんな立場の人の考えや意見を発信するものです。そしてただ動画として与えられるのではなく、リアルタイムで配信することで視聴者も同時に考え、チャットで発言できる仕組みになっています。
いま、多くの新入生が大学のことや大学生の雰囲気が分からないまま不安な日々を過ごしていると思います。新入生以外の大学生や高校生も、社会の問題に不安を抱くと同時に自身の学業やキャリアについて悩んでいる人が多いはずです。
そんな人たちに、何か動くきっかけを与える、エネルギーを共有できるようなイベントとして、Sustainable Week LIVEが機能すればいいなと思っています。
考えるって難しいけど楽しい
ところで皆さんに質問です。
日々、何を信じて生活していますか?
私は自分の目で見たこと、自分の耳で聞いたことが一番信用できると思っています。ただし、今は家からほぼ出ることが出来ません。つまり、誰かが発信している情報を信じるしかありません。
そのときに重要になるのが、何を信じて何を疑うかという「情報リテラシー」だと思っています。外に出て確認することが難しい今、何が間違っていて何が正しいのかという判断はほぼ出来ないと言っても過言ではありません。つまり、自分が信じても良いと思うメディアや人を判別する力が求められていると感じます。
では、何をもって判断するのか?
大手の企業だから、テレビでやってるから、好きな芸能人が勧めているから、というのは1つの判断方法かもしれません。しかし情報が交錯するなかで出来ることは、自分で考えて、調べて、その結果一番信じられる情報を判断するしかないと思います。一人一人が賢く考える必要があります。
テレビやYouTube、SNS、ニュースや新聞、友達の話など、情報源も情報量も多い現代だからこそ、フェイクニュースも多数存在します。大手マスコミだから信頼できるというものでもありません。
最近いろんな国際問題や歴史に興味をもち、よく調べているのですが、知れば知るほど意味の分からない問題がたくさん出てくるのです。無知の知と言いますが、まさに自分がまだまだ知らないことがある、ということを知らない状態が一番怖いと感じました。
自分にない考えや知識を取り入れることは、難しいことだと思います。しかし、少しのきっかけがあればむしろそれが楽しく感じるようにも思います。Sustainable Week LIVEが多くの大学生の、そんなきっかけになったらいいなと思っています。
考えることを止めてはいけない
Sustainable Week LIVEの話と情報の受け取り方についてお話しましたが、これらを通して伝えたいことは「考えることを止めてはいけない」ということです。
どうせ〇〇だし…とか、別に何も頑張らなくてもどうにかなる、という他人任せの考えから、自分が何をするか、何が出来るか、という主体的な発想に転換するために、さまざまなことに思考を巡らせていこう、と意味をこめて「思考を爆発させてゆけ」と題して書かせていただきました。
Sustainable Week LIVEは、Sustainable Week実行委員会のYouTubeアカウントで5月1日~6日の期間中に生配信します。
細かい企画の詳細は、Beyond COVID-19のプロジェクトページに随時アップされていきます!また、Sustainable WeekのHPからもご覧いただけます。
ぜひ今のうちに、Sustainable Week実行委員会のYouTubeチャンネルでチャンネル登録を!(ライブ配信のときに通知がいきます)
お読みいただきありがとうございました!
Sustainable Week LIVE
立命館大学Sustainable Week実行委員会が主催する、オンライン型大型イベントです!
ゴールデンウィーク中の6日間、様々なイベントをYouTube LIVEで配信します!
そのほかSustainable Week LIVE企画はこちらから▼