立命館ソーシャルインパクトファンド:株式会社komhamへの投資を実施しました

「立命館ソーシャルインパクトファンド(RSIF:Ritsumeikan Social Impact Fund)」は3月30日、微生物テクノロジーを使用した廃棄物処理技術を提供する株式会社komhamの資金調達に対して5000万円の投資を実行しました。

立命館ソーシャルインパクトファンド(RSIF)の詳細は以下をご覧ください。

プレスリリース概略

以下、本件プレスリリースの概略です。

komham、立命館ソーシャルインパクトファンドより5,000万円の資金調達を実施
札幌市内にウェットラボ開設へ

微生物テクノロジーを使用した廃棄物処理技術を提供する株式会社komham(本社:札幌市中央区、代表取締役:西山すの)は、立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合(プラスソーシャルインベストメント株式会社、本社:京都府京都市、代表取締役社長:野池雅人)を引受先とする、劣後特約付無担保社債による5,000万円の資金調達を実施いたしました。また、札幌市サポートの元、札幌市エレクトロニクスセンター内に自社ウェットラボを開設したことをお知らせいたします。

本資金調達により、研究体制のさらなる強化を進め、より安全で安定した製造/技術提供体制構築を図り、事業拡大を目指します。

株式会社komham 代表取締役 西山すの コメント

高校、大学とお世話になった立命館学園に、起業後の現在までサポートいただけるとは全く想像していませんでした。決して成績優秀ではなかったですが、何事も知行合一で進めなければ気が済まないスタンスは、母校から受けた教育が影響しています。また、「社会課題解決」を目指す事業を同タイミングで始めたという事実も少ならからず関係していると感じています。調達資金により事業拡大を目指すことだけでなく、母校が経験させてくれた以上のワクワクを、今度は私から仕掛けてご一緒できるような関係を作りたいと考えています。
立命館学園の知見やアセットに伴走いただくことで、弊社が目指す「あらゆる人が持続可能な選択をしたくなる未来をつくる 」ことへの実現を加速させていきます。

プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役 野池雅人氏 コメント

本ファンドは学校法人立命館の学園ビジョン2030「挑戦をもっと自由に」の具現化の一つとして、新たな事業を通じた社会課題解決の挑戦を支援することを目的に、2020年度設立されました。立命館慶祥高校、立命館アジア太平洋大学の卒業生でもある西山さんが代表をされている株式会社komhamの微生物テクノロジーを使用した廃棄物処理技術の開発と地域社会での実践は、まさに本ファンドの趣旨に合致したもので、今回このような形で資金提供できることは大変光栄です。株式会社komhamの目指す「あらゆる人が持続可能な選択をしたくなる未来をつくる」というミッション達成に、多面的な連携で共に力を尽くしたいと考えております。

■ ファンド概要(https://r-rimix.com/fund/
名称:立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
運営会社名:プラスソーシャルインベストメント株式会社
所在地:京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284番地
代表者:代表取締役社長 野池雅人
設立:2016年4月

■ komhamについて(https://komham.jp/
「あらゆる人が 持続可能な選択をしたくなる未来をつくる 」をミッションに掲げ、有機性廃棄物を高速分解/減容する能力を持つkomham菌の研究と、その研究技術を用いたバイオマスリサイクルシステムを、食品ロスや家畜糞尿の処理に困っている事業者へ提供しています。また、有機性廃棄物の処理技術提供にとどまらず、弊社技術を応用したサービスや商品の開発を行い、だれもが意識せずとも環境にやさしい暮らしができるインフラ作りを目指しています。
会社名:株式会社komham
本店/ウェットラボ所在地:札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号(札幌市エレクトロニクスセンター内)※ 2021年4月1日付けで本住所へ本店移転予定
代表者:代表取締役 西山すの
設立:2020年1月

SHARE THIS NEWS!
  • URLをコピーしました!