立命館 起業・事業化推進室です。
2024年12月14日(土)、グラングリーン大阪 北館 JAM BASEにて、1日を通して関西のアントレプレナーシップを体感することのできるイベント「Entrepreneurship Day」(アントレプレナーシップデイ)を、関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC) と学校法人立命館の主催で開催しました。
本イベントは<午前の部>と<午後の部>の2部構成となっており、<午前の部>は「関西における小中高生向けアントレプレナーシップ教育実践報告会-EDGE PRIME Initiative by KSAC-」、<午後の部>は「第21回学生ベンチャーコンテスト2024 Powered by RIMIX -THE FINAL PITCH-」を開催しました。
関西のアントレプレナーシップを感じる1日に120名を超える方が集い、世代や立場を超えて交流が生まれました。
「Entrepreneurship Day」の様子をレポートとしてお伝えします。
午前の部|関西における小中高生向けアントレプレナーシップ教育実践報告会-EDGE PRIME Initiative by KSAC-
午前の部として開催した「関西における小中高生向けアントレプレナーシップ教育実践報告会-EDGE PRIME Initiative by KSAC-」では、今年度実施したプログラムについて内容・課題などを共有し、今後のアントレプレナーシップ教育にどのように取り組むのが良いか、参加者全員で学びを深めました。
冒頭には「KSAC EDGE PRIME Initiativeの枠組みと目指すもの」について、学校法人立命館 起業・事業化推進課 課長の仲西からインフォセッションを実施。
事例報告セッションでは、大阪大学、関西学院大学、神戸大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館宇治中学校・高等学校の先生方が登壇し、各校で今年度実施したプログラムについて内容・課題などを共有しました。
続いた行われたトークセッションでは、事例報告セッションにおいて話題になった課題などをテーマに、高校生以下の現場を担当する先生方への示唆となるようなセッションとして開催。高大連携としてのアントレプレナーシップ教育や探究学習などについても掘り下げ、学びの多いセッションとなりました。
午後の部|第21回学生ベンチャーコンテスト2024 Powered by RIMIX
「学生ベンチャーコンテスト Powered by RIMIX」は、大学発ベンチャーの創出と起業家精神の育成を目的として、2004年から実施しているビジネスプランコンテストです。
21回目の開催となる今回は、本気で起業を目指す全国の高校生・大学生・大学院生のためのブラッシュアップ型ビジネスプランコンテスト「学生ベンチャーコンテスト 」と、全国の高校生を対象とした未来の豊かな暮らしや社会を作るためのアイデアとチャレンジを競う「Preベンチャーコンテスト」の2部門で開催しました。
ベンチャーコンテストの会場は、同じくJAM BASEに9月に開所した、さくらインターネット株式会社のオープンイノベーション施設「Blooming Camp by SAKURA internet」に会場協力をいただき、Blooming Camp内のイベントスクエアで開催しました。
この日実施したファイナルピッチへは、全国から沢山のエントリーを頂いた中から、書類審査、2次プレゼンテーション審査を経て決定した、学生ベンチャーコンテストのファイナリスト5組・Preベンチャーコンテストの優秀賞4組が出場しました。審査を勝ち抜いたチームは、社会で活躍するメンターらによるメンタリングを受けながら、それぞれのビジネスプランを磨き上げてきました。
Preベンチャーコンテスト – 優秀賞チームがプレゼン
最初に、今年度から新たに開催した、全国の高校生を対象とした未来の豊かな暮らしや社会を作るためのアイデアとチャレンジを競う「Preベンチャーコンテスト」の優秀賞受賞チームによるプレゼンテーションを行いました。プレゼンは学生ベンチャーコンテストと同じく1チーム5分間+質疑応答5分で行われ、プレゼン後には優秀賞の授与も行われました。
*優秀賞を受賞した「Special」の岡田 悠嗣さん(開成高等学校1年生)は当日欠席となりました。
第21回学生ベンチャーコンテスト – ファイナリスト5組が熱いピッチ
今年で21回目となる、本気で起業を目指す全国の高校生・大学生・大学院生のためのブラッシュアップ型ビジネスプランコンテスト「学生ベンチャーコンテスト」のファイナルピッチでは、1チーム5分間+質疑応答5分で行われ、ファイナリスト5チームが熱のこもったピッチを披露しました。
質疑応答では審査員3名からの質問や、ときに厳しい指摘やアドバイスも。会場ではスポンサーの皆様も熱心に見守られていました。
表 彰
5組のファイナリストが披露したピッチに対しては、審査員3名による白熱した審査が行われ「最優秀賞」が決定。また、スポンサーの皆様によりご協賛いただき、以下の協賛企業賞が授与されました。
Okaery[最優秀賞・きたしん未来賞・京都中央信用金庫賞・KRP賞・ASTER賞]
- チーム名
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Okaery
- メンバー
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島 翔希(立命館大学経営学部4回生)
林 直輝(立命館大学理工学部3回生)
遠山 廉(立命館大学経営学部4回生)
クォン ウソブ(立命館大学情報理工学部2回生) - プラン名
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落とし物マッチングサービスAtta
受 賞
最 優 秀 賞
きたしん未来賞(提供:北おおさか信用金庫)
京都中央信用金庫賞(提供:京都中央信用金庫)
KRP賞(提供:京都リサーチパーク株式会社)
ASTER賞(提供:立命館科学技術振興会)
What a noble company[滋賀銀行賞・中央会計賞・三井住友海上賞]
- チーム名
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What a noble company
- メンバー
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渡邉 寿紀(名古屋工業大学工学部1年生)
猪田 泰希(名古屋工業大学工学部1年生)
鈴木 唯我(名古屋工業大学工学部2年生) - プラン名
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みやげる
受 賞
滋賀銀行賞(提供:滋賀銀行)
中央会計賞(提供:中央会計株式会社)
三井住友海上賞(提供:三井住友海上火災保険株式会社)
ねようよ[KCAP賞]
- チーム名
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ねようよ
- メンバー
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和田 愛(大阪経済大学経営学部2回生)
石田 翔琉(大阪経済大学情報社会学部3回生) - プラン名
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Nap-Up
受 賞
KRP賞(提供:京都リサーチパーク株式会社)
meta print[Y2 Incubate賞]
- チーム名
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meta print
- メンバー
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王 碩瑋(大阪大学大学院情報科学研究科M1)
王 柏元(大阪大学大学院情報科学研究科D1) - プラン名
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3Dプリントによる仮想と現実の融合
受 賞
Y2 Incubate賞(提供:Y2 Incubate合同会社)
アントレプレナーや支援者など多様な参加者が交流
今回の「Entrepreneurship Day」では、午前にアントレプレナー教育のセッション、午後に学生ベンチャーコンテストを開催し、アントレプレナーやその支援者など、多様な参加者が集い、120名を超える方が交流し、新たなつながりが生まれていきました。
ご登壇いただいた皆様、ピッチを行ったファイナリストの皆様、ありがとうございました!そして受賞された皆様、おめでとうございます!
また、ファイナリストたちの挑戦を見届け、ご支援いただいたすべての皆様、応援ありがとうございました。
今後も第21回学生ベンチャーコンテスト2024 Powered by RIMIXに挑んだ学生たちへの、ご支援・応援をお願いいたします!
当日の模様は、RIMIXの公式YouTubeチャンネルにて後日公開いたします。