PUは、将来本気で起業をしたい学生を支援するため、自らがベンチャー企業の起業家であった出口治明学長自身がリーダーを務める「起業部」(通称:出口塾)を発足しました。「起業部」は、学生の中から起業家を育成し、国内外で活躍してもらう実践型課外プログラムです。
2018年11月6日(火)、第3回のAPU起業部を実施しました。冒頭、出口学長が塾生にむけて激励の言葉を送った後、起業した卒業生の福本航さん(アジア太平洋学部2006年3月卒業)とDISSA Syakina Ahdanisaさん(アジア太平洋マネジメント学部*2010年9月卒業)が講演を行いました。
福本さんは、大分県内でデジタルマーケティングのコンサルタント会社、株式会社ドウガテックを立ち上ました。福本さんは「データが結果をだす鍵である、成功はあらかじめ決められているものではない、テスト、データの収集、およびそのデータの分析が、将来、発展するために重要だ」と述べました。DISSAさんは、オーストラリアの大学院を卒業後、ボランティア活動のため訪れた中米で、ろう者が働くカフェに出会って感銘を受け、インドネシアに展開することを決意しました。シンガポールの銀行で働いて得た収入をそそぎ込んで、2015年にジャカルタ郊外にろう者の自立を支援する組織、Deaf Cafe Fingertalkを設立した経験を伝えました。
2018年12月4日(火)および10日(月)には、APU起業部のメンター教員である須藤智徳 アジア太平洋学部准教授が、別府市の創業支援概要を参考として、創業への各種支援制度や会社を設立するための流れを説明する特別講義を行いました。
2018年12月11日(火)、第4回起業部を実施しました。冒頭、出口学長が塾生にむけて激励の言葉を送った後、起業した卒業生の山下慶新さん(アジア太平洋マネジメント学部2006年3月卒業)、LARSSON Johanさん(アジア太平洋マネジメント学部2009年9月卒業)が講演を行いました。山下さんは、飲食店やホテル、オンラインで個人向けに輸入酒類の販売を行う株式会社リブ・コマースの代表取締役を務めています。LARSSONさんは、東京を拠点とするITスタートアップ企業で、英語対応のフードデリバリーサイト「maishoku」や、オフィスへのデリバリーサービスを行「CLOUDMEAL」などを行う株式会社ダイナプティコでCEOを務めています。