RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド, Ritsumeikan Social Impact Fund)の投資先で、広島県を拠点に、「時をためて、人と社会を醸す」をビジョンに日本酒酒蔵再生を目指し日本酒を低温で浄溜するお酒「浄酎」を造るナオライ株式会社(代表取締役社長 三宅紘一郎 氏・立命館大学経済学部卒)が、経済産業省中国経済産業局・一般社団法人中国地域ニュービジネス協議会が運営する、中国地域から全国・世界へはばたく有望なスタートアップ企業を支援するスタートアップ支援プログラム「J-Startup WEST」選定企業22社の1社に選定されました。
*学校法人立命館では社会課題解決の挑戦を支援することを目的に、2020年度に「RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド:Ritsumeikan Social Impact Fund)」を設立。日本酒酒蔵再生を目指し日本酒を低温で浄溜するお酒「浄酎」を造るナオライ株式会社に投資しています。
「J-Startup WEST」について
経済産業省中国経済産業局、一般社団法人中国地域ニュービジネス協議会主催、経済産業省のJ-Startupプログラムの地域展開として、令和5年4月に新設された地域のスタートアップエコシステムの強化スタートアップ企業を支援スタートアップ支援プログラム。令和5年5月25日~7月21日の期間に選定企業の公募を行い、J-Startup WESTサポーターズから推薦を受けた、新たな事業に挑戦し、成長志向のある41社のスタートアップ企業から応募を受け、全国や中国地域で活動するベンチャーキャピタリスト、インパクト投資の有識者等の第三者から構成される審査委員会において、①先進性、②成長性、③イノベーション、④経営者の意欲、⑤インパクト、⑥地域性、⑦実現可能性の7項目の観点から審査を行い、総合的に高い評価を受ける企業が採択される。選定された企業は、J-Startup WESTサポーターズ(官民による支援者ネットワーク)にからの集中的な支援を受けることができる。
J-Startup WESTに関する情報は以下をご参照ください。
ナオライ株式会社 代表取締役 三宅紘一郎 氏 コメント
初めて設立された中国地方のスタートアップを支援する取り組みであるJ-StartupWest の選定企業に選んでいただけ大変光栄です。ナオライをご推薦いただいた皆様、これまでナオライの成長を支えてくださった皆様、ナオライ関係者の皆様、そして浄酎等ナオライのお酒を飲んでくださる皆様に心から感謝をしています。
以前プレジデントオンライン・ライターの牧野洋様にこれならワインとも戦える…瀬戸内の日本酒ベンチャーが仕掛ける「第三の和酒・浄酎」のすごい可能性という記事を書いていただきナオライの取り組みを「ルーラル起業家」と表現いただきました。「ルーラル起業家」はまさにナオライが目指す形です。
ナオライの事業が成長すればする程、地域の日本酒酒蔵様、米やレモンなど農事業者の皆様、地域との連携が深まるような、人と自然が調和していくような事業をつくっていけるよう、これからもナオライの事業を育てて参ります。
J-StartupWest メンバーとして、ナオライの本社広島県呉市の離島・三角島、酒蔵がある神石高原から、世界が驚くような地域のスタートアップの在り方、醸された未来を示していきたいと思います。これからもナオライをどうぞよろしくお願いいたします。