RSIF投資先の株式会社AmaterZ、 国内初 実測による畜産(牛)GHG排出量削減のボランタリーカーボンクレジット発行

RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド, Ritsumeikan Social Impact Fund)の投資先で、アニマルゾーンデータ取得と活用のスペシャリストとして環境センサリングを実現する株式会社AmaterZ(本社:北海道札幌市、鹿児島事業所:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:矢島正一)は、JA鹿児島県経済連(鹿児島県鹿児島市、経営管理委員会会長 柚木弘文)と株式会社Linkhola(東京都港区、代表取締役 野村恭子)と共同で、2024年7月から開始した「未来畜産GHG *1 排出量削減-kモデル」の第1段階として、肉用牛におけるGHG排出量削減の実証試験を行い、68tCO2eの排出量削減に成功しました。

*学校法人立命館では社会課題解決の挑戦を支援することを目的に、2020年度に「RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド:Ritsumeikan Social Impact Fund)」を設立。アニマルゾーンデータ取得と活用のスペシャリストとして環境センサリングを実現する株式会社AmaterZに投資しています。

以下、本件プレスリリースの抜粋です。

アニマルゾーン(家畜暴露環境)を測ることで、もっとGHGを減らせる。もっと良く家畜を育てられる。

畜産の現場では、飼料価格の高騰、人手不足、暑熱ストレスや疾病リスクの拡大といった生産性の課題に加え、GHG排出量の低減やウェルフェア対応などが求められています。

課題に対して、AmaterZ が開発したアニマルゾーン(家畜暴露環境)データ取得システム「tukumo2」、AmaterZと池口厚男教授で共同開発した GHG 排出量計算ロジック、そしてAmaterZが掲げる生産性向上・排出削減・アニマルウェルフェア向上を同時に実現するデータ活用コンセプトは有効に機能します。

利用者からは以下のようなお言葉を頂いております。

日々畜産の勉強に勤しんでいる。DX化することで改善に取り組みやすくなり成績も上がった(30代新規就農者)
匠に頼る経営から将来を考え、データ化に踏み切った(30代畜産業経営者)
DX化することで従来の働き方を大きく変え魅力ある職場にしたい(40代畜産業管理職)

この度、GHG排出量の低減に関して、JA 鹿児島県経済連・株式会社 Linkhola・AmaterZ の3者共同プロジェクト「未来畜産 GHG 排出量削減-Kモデル」では、AmaterZのtukumo2・GHG 排出量計算・データ活用コンセプトをもとに、肉用牛舎を対象とした国内初の〈実測型〉ボランタリーカーボンクレジットが発行され、本件について3者の共同プレスリリースが発行されました。

今回のクレジット発行を起点に、JA 鹿児島県経済連・株式会社 Linkhola・AmaterZは Kモデルを県内肉用牛農家へ広げ、飼料コスト低減と環境保全の両立を図ります。さらに他畜種・他分野への横展開も視野に入れ、持続可能な農業の発展を目指します。

アニマルゾーンのAmaterZ。アニマルゾーンデータ取得と活用のスペシャリストとして、今後も生産性向上・GHG 対策・アニマルウェルフェアの視点から畜産関係者の皆様のお取り組みを支援してまいります。

会社概要

名 称:株式会社AmaterZ(アマテルズ)
代表者:代表取締役 矢島正一
設 立:2016年12月1日
本社所在地:〒060-0005
北海道札幌市中央区北五条西11丁目15番4号

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