2023年12月13日、大阪産業創造館にて開催された、第25回キャンパスベンチャーグランプリ大阪大会(CVG大阪)(共催:北おおさか信用金庫・日刊工業新聞社)に、立命館大学経営学部3回生の太田晶景さんが代表を務めるチーム「MOUantAI」が出場し、AIを活用して介護施設で行われている目視法を画像認識で行う「めしパシャ」のビジネスプランが、最優秀賞を受賞しました。これにより、MOUantAIは来年2月に開催される全国大会へ出場することが決まりました。
MOUantAIは、RIMIXが主催し10月に開催した学生ベンチャーコンテスト 2023 Powered by RIMIXで最優秀賞を獲得。このほかきたしん未来賞(提供:北おおさか信用金庫)、中央会計賞(提供:中央会計株式会社)、NVCC賞(提供:日本ベンチャーキャピタル株式会社)の3つの企業賞を獲得していました。
CVG大阪は、今年で25回目を迎えるビジネスプランコンテストです。関西地域の大学、大学院、専門学校などに在籍する学生を対象に新商品・新事業のアイデア・ビジネスプランを公募し、優れたプランを顕彰することで起業家精神を鼓舞すると同時に、課題発見・解決型人材の育成を目的としています。
MOUantAIが発表した「めしパシャ」のプランは、介護施設で行われている目視法を、AIを活用した”めしパシャ”のサービスを使って写真でチェックすることにより、食べた量の基準を揃え、健康管理をより徹底するというビジネス。従来、介護施設では食事量は“目で見て感覚で測定”されていました。私たちの製品では、目ではなく画像認識AIに測定を任せることで業務効率化と徹底された健康管理を可能にします。
MOUantAI 代表・太田晶景さん(立命館大学経営学部3回生)のコメント
この度は、最優秀賞という名誉ある賞をいただくことができ、非常に嬉しく思います。
ここまでサポートしていただいた皆さまのおかげでビジネスプランを磨き上げることができました。改めて感謝申し上げます。
今回は審査員の方からのフィードバックを通し、新たな課題も見つかりました。全国大会までにその点を修正し、事業化へ向けても着実に進んでいきます。
今後も、介護に関わる人全員が安心できる世界を作るために尽力して参ります。応援をよろしくお願いいたします。