RSIF 立命館ソーシャルインパクトファンド|アジアと日本の農産地をつなぐ“食と人”の共創プラットフォームの構築をめざす株式会社ジャパン・ファームプロダクツへ資本参画しました

「RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド, Ritsumeikan Social Impact Fund)」は、アジアと日本の農産地をつなぐ“食と人”の共創プラットフォームの構築をめざす株式会社ジャパン・ファームプロダクツ(本社:奈良県葛城市 代表取締役:阿古哲史)へ資本参画いたしました。本件は、従来からの同社株主である、株式会社農林漁業成長産業化支援機構(通称:A-FIVE)が、2026年3月にファンド解散を予定していることに伴い、その後任となる株主の引受先としてRSIFが参画するものです。

RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド)は、学校法人立命館が100%出資し、新たな事業を通じて社会課題の解決に挑戦するスタートアップやNPO等を支援するために設立されたインパクトファンドです。教育、環境、福祉、地域活性化といった幅広い分野に対応し、立命館大学との連携を通じて、学生や教員も参画し、理論と実践を融合させた取り組みを展開しています。また、教育プログラムの開発や研究プロジェクトの実施を推進し、そこから生まれた学生ベンチャーや研究成果を基にしたベンチャー企業への投資も実施しています。ファンドの運営は、プラスソーシャルインベストメント株式会社が担当しています。RSIFの詳細は以下をご覧ください。

プレスリリース概略

以下、本件プレスリリースの概略です。

株式会社ジャパン・ファームプロダクツ(本社:奈良県葛城市 代表取締役:阿古哲史 以下「弊社」)は、この度『立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合(以下「RSIF」)』様が、弊社株主として参画したことをお知らせいたします。

本件は、従来からの弊社株主である『株式会社農林漁業成長産業化支援機構(通称:A-FIVE)』様が、2026年3月にファンド解散を予定していることに伴い、その後任となる株主の引受先としてRSIFが参画するものです。

RSIFは、学校法人立命館の100%出資により設置されたインパクトファンドであり、社会課題の解決と持続可能な社会の実現を目的に投資活動を行っています。

背景と目的

弊社は創業以来、日本と途上国をつなぐ農業ビジネスを展開し、特にカンボジアをはじめとする農村地域における持続的な所得向上を重要なアウトカムとして取り組んでまいりました。

一次産業がセーフティネットの役割を果たす途上国においては、「継続的な収益機会の創出」と「付加価値の現地残存」が極めて重要です。弊社は、原材料選定・農産加工・輸出・日本国内販売までを一貫して行うことで、農村部における雇用創出と所得安定化に寄与してきました。

今後はRSIF様と連携し、

  • 途上国農村へのソーシャルインパクトの定量化
  • 所得向上および雇用創出の継続的モニタリング
  • アカデミックな視点を取り入れたインパクト評価モデルの構築
  • 投資家および社会への透明性ある情報開示

を推進してまいります。

今後の展望

弊社は「この国の一次産業を、アジアにおける一大産業に」というビジョンのもと、アジアと日本の農産地をつなぐ“食と人”の共創プラットフォームの構築を目指しています。

今回のRSIF様の参画を契機に、

「社会的価値を可視化し、拡張できるソーシャルアグリビジネス」

としての進化を加速させてまいります。

学術的知見と実業の現場を融合させることで、農村開発と事業成長を両立する持続可能なモデルを確立し、日本発の共創型アグリビジネスとして国内外へ展開してまいります。

代表コメント

株式会社ジャパン・ファームプロダクツ
代表取締役社長 阿古 哲史

この度のご縁をいただけましたことに、心より感謝を申し上げます。今回の新たな資本体制の下、RSIF様との連携により、事業成長と社会課題解決の両立をさらに深化させていく決意です。
私たちの事業は、日本の生産者の新たな販路創出(輸出)による所得向上と、カンボジア農村コミュニティの再建から始まりました。ソーシャルインパクトの増大を目指して現在の事業スキームに辿り着きましたが、ソーシャルインパクトと事業の拡大の中でジレンマを抱えてきました。
創業時は対象者との深いコミュニケーションと共に、確かな変化を測定できた一方、規模拡大の中で個別性やインパクトの実感値が薄れ、過去より多くの好影響を生み出せているにも関わらず、まるで成果が一般化してしまうような焦燥感と危機感を抱いていました。
今回の提携を機に、当事業のソーシャルインパクトの継続的可視化手法の確立を目指し、社会の変革を共に実現できればと願っています。創業当初から一貫して取り組んできた途上国や日本の農村への価値創出を、より客観的・学術的に可視化し、発信して参ります。
また最後になりましたが、日本国内事業のシード期から、現在の成長までを支えてくださったA-FIVE様には、心より感謝を申し上げます。A-FIVE様との出会いがなければ、今の弊社はありませんでした。今後とも、引き続き私たちが目指す社会の実現に向けて、皆さまのご指導ご鞭撻を賜りながら一同邁進して参ります。何卒、よろしくお願い申し上げます。


プラスソーシャルインベストメント株式会社 コメント

立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
無限責任組合員 プラスソーシャルインベストメント株式会社
代表取締役社長  野池 雅人


本ファンドは学校法人立命館の学園ビジョン2030「挑戦をもっと自由に」の具現化の一つとして、新たな事業を通じた社会課題解決の挑戦を支援することを目的に設立されました。
阿古代表が率いる株式会社ジャパン・ファームプロダクツは、カンボジア等の途上国において、現地と対等なパートナーシップに基づく農業ビジネスを展開されています。特に、現地での農産物の加工から日本国内の販売までを一貫して行うことで、高付加価値な商品の展開と、それによる農村部に安定的かつ持続可能な雇用と所得をもたらしている点に強く意義を感じています。現地と共に新たな価値を創出する姿勢に強く共感し、出資を決定いたしました。 今後、ジャパン・ファームプロダクツがめざす「アジアの一次産業の発展」に向けて、共に歩んでいけることを楽しみにしております。

株式会社農林漁業成長産業化支援機構 コメント

株式会社農林漁業成長産業化支援機構
投融資部 マネージングディレクター
栗原 健志 

当機構は、農林漁業および食品産業の成長産業化を目的として、6次産業化やバリューチェーンの高度化の推進を通じ、株式会社ジャパン・ファームプロダクツに出資してまいりました。この度、同社のさらなる成長ステージへの移行に向け、立命館ソーシャルインパクトファンド様への保有株式の譲渡が成立しましたことを、大変喜ばしく存じます。

ジャパン・ファームプロダクツは、日本と途上国の農村課題に着目し、その解決に取り組んできました。国内産地の規格外果物の輸出と、カンボジアとの技術連携による加工を組み合わせることで、高付加価値商品の創出とフードバリューチェーンの構築を実現し、日本の農業分野における新たな発展モデルとしての可能性を切り拓いてきました。

同社のさらなる成長と社会的インパクトの拡大を確信するとともに、本取り組みが今後一層発展していくことを期待しております。


■ ファンド概要(https://r-rimix.com/fund/
名称:立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
運営会社名:プラスソーシャルインベストメント株式会社
所在地:京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284番地
代表者:代表取締役社長 野池雅人
設立:2016年4月

■ 投資先概要

会社名:株式会社 ジャパン・ファームプロダクツhttps://www.japan-farmp.com/
代表者:代表取締役社長 阿古 哲史
設立日:2011年2月25日
​​​所在地:奈良県葛城市竹内306
事業内容:​ドライフルーツ・カシューナッツの輸入販売、日本産青果物の輸出 / 海外での農業生産及び農産加工管理

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