RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド, Ritsumeikan Social Impact Fund)の投資先で、あたらしい食のカタチをつくるテクスチャ・エンジニアリング・スタートアップ株式会社NINZIA(神戸市中央区、代表取締役:寄玉昌宏)は、2025年5月15日、立命館アジア太平洋大学(APU)グリーンコモンズ2Fさとやまギャラリー内にグローバル拠点を開設します。
多様な国際的バックグラウンドを持つ人材が集まり、同社インターンとしても数多くの学生が在籍するAPUにおいて、海外市場に向けたマーケティング活動や、現地ニーズに応じた商品のローカライズに取り組み、海外発信力のさらなる強化を目指します。
*学校法人立命館では社会課題解決の挑戦を支援することを目的に、2020年度に「RSIF(立命館ソーシャルインパクトファンド:Ritsumeikan Social Impact Fund)」を設立。あたらしい食のカタチをつくるテクスチャ・エンジニアリング・スタートアップ株式会社NINZIAに投資しています。
以下、本件プレスリリースの抜粋です。
海外発信とマーケティング機能、国際色豊かなインターン生の活躍の場に
APUグローバル拠点開設の背景

株式会社NINZIAでは、昨年より、立命館アジア太平洋大学(APU)に在学する外国籍のインターン生が多数活躍しており、日々の業務において海外の視点や価値観を取り入れてきました。今回のAPU拠点開設は、そうした外国籍インターン生との連携をさらに深めるとともに、海外市場開拓について継続的かつ実践的な体制を築くことを目的としています。本拠点を通じて、海外市場への発信力を一層強化し、海外市場に向けたマーケティング活動や、現地ニーズに応じた商品のローカライズにも積極的に取り組んでいきます。

「あたらしい食のカタチをつくる」次世代蒟蒻素材NINZIA PASTE

同社の独自素材NINZIA PASTE(ニンジャペースト)は、通常の蒟蒻を固めきらずにペースト状に保つことに成功した次世代蒟蒻素材です。血糖値の上昇を抑制する特殊な機能性、通常のグルコマンナンとは異なるのど越しの良さ、プロテインのような熱凝固性と、氷温下での凝固性、レトルトに耐える強固で不可逆なゲルの物性など、様々なユニークな特性を持っています。水飴や砂糖を代替したヘルシースナック、より衛生的なプラントベースドシーフードやヴィーガンミート、よりおいしい防災食など、世界中のあらゆるジャンルの食品関連企業と協働し、様々な「次世代食のカタチ」を作ります。
立命館との連携

2024年にRSIFから出資を実施して以降、NINZIAは立命館学園のもつ多彩なアセットを活用し、「全ての人が食を楽しめる世界」の実現に向けて、邁進しています。今回のグローバル拠点設立は、この連携における有意義なマイルストーンと位置付けています。
株式会社NINZIA
株式会社NINZIAは、⾷感創成に特化した⽇本発の技術と素材の企業です。日本の伝統技術である蒟蒻の食物繊維をもちいて、誰もが食を自由に楽しめる世界を生み出すための製品と技術を開発しています。糖尿病や高血糖、肥満、アレルギーなどによる「食の制限」を超え、あらゆる人が「食べる」ことを楽しみ、well-beingを高めることを目指し、日本古来の植物性ヘルシー食材蒟蒻の食物繊維「グルコマンナン」を用いた結着成型と食感創成の技術開発を通じて、世界の⼈々が制限なく「⾷べる」を楽しむために⽇本発の⾷品技術をより多くの国や地域に提供します。
■ 株式会社NINZIA(https://ninzia.jp/)
会社名:株式会社NINZIA(旧社名:株式会社Sydecas)
本社所在地:神戸市中央区浪花町56番地 KiP内
代表者:代表取締役 寄玉昌宏
設立:2016年4月