立命館 起業・事業化推進室 RIMIXです。
立命館グローバル・イノベーション研究機構の光斎翔貴(こうさい・しょうき)准教授が代表取締役CEOとして創業したオーシャンリペア株式会社が、福岡市による「令和6年度 ふるさと納税を活用した福岡市ソーシャルスタートアップ成長支援事業」の事業者10社に選定されました。
本事業は、福岡市のふるさと納税の寄付メニューに、地域や社会の課題解決に取り組むソーシャルスタートアップ10社のプロジェクトを掲載し、ふるさと納税制度を活用した資金調達手段を提供することで、経営基盤強化にかかる取組みを支援するものです。
光斎准教授はグラスルーツ・イノベーションプログラム(GRIP)等の支援を受けて、社会課題とされる”磯焼け問題”を引き起こす原因である海藻類を食べる魚、イスズミやアイゴといった未利用魚を活用し、ドッグフードとして資源化する「磯焼けドッグフードプロジェクト」の事業化に取り組んでいます。
本件の発表会見のようすが、RKB毎日放送のニュースにて放送(2024年5月28日)されましたので、ぜひご覧ください。
光斎准教授らが取り組む「磯焼けドッグフードプロジェクト」は、社会課題とされる”磯焼け問題”を引き起こす原因である海藻類を食べる魚、イスズミやアイゴといった未利用魚を活用し、ドッグフードとして資源化するプロジェクトです。食用になりにくいため商品価値の低いイスズミやアイゴといった未利用魚をドッグフードとして開発・販売することで、漁業者に収益を還元しながら海中環境を改善。藻場を回復させることで、海藻による二酸化炭素(CO2)吸収分をカーボンクレジットとして販売する事業モデルを目指しています。立命館・RIMIXでは、グラスルーツ・イノベーションプログラム(GRIP)等を通じてプロジェクトの事業化を支援。2024年にはオーシャンリペア株式会社を創業し、さらにプロジェクトを加速させています。
オーシャンリペア株式会社:https://www.oceanrepair.co.jp/
\「磯焼けドッグフードプロジェクト」の全貌に迫るインタビュー映像はこちら/