立命館からインパクトを生み出す
これからの時代を見据えたときに、世界に目を向け、環境、貧困、紛争、教育、食糧など、自分と社会との関係を考えることは、学ぶとは何か、生きるとは何かという問いにつながります。国連が定めた17の持続可能な開発目標:SDGsの理念は、「世界と日本の平和的・民主的・持続的発展に貢献する」という立命館憲章の理念をまさに体現するものです。
RIMIXは、SDGsに代表される人類共通の課題を解決するために起業する人を支援するプラットフォームです。立命館で学ぶ学生・生徒・児童のみなさんには、内なる制約、Borderを超え、学齢を超えて、同じテーマに切磋琢磨し、多様性あるこのプラットフォームでイノベーションを生み出してほしいと思っています。起業も社会貢献の1つの手段だという認識を持って、解決のアイデアを提案する「総長ピッチ」に、ぜひチャレンジしてください。
RIMIXにより、社会課題に強い関心を持ち、ビジネスを通じて解決していく社会起業家「Impact- Makers」を育成し、立命館学園は、人類共通の課題解決に向け積極的に貢献する存在でありたいと考えています。
学生としてではない
本当に価値あるものを生み出すために
私は仲間と共に、フードロス削減を目的にした飲食店のテスト運営を行なっていました。アイディアから生まれたビジネスでしたが、総長ピッチに参加し改めて自分たちが向き合う課題や社会に生み出す価値について本気で考えることができました。さらに賞を頂いたことで次の行動に移す勇気になりました。
PROFILE
ISHIDA Sakura
フードロスを活用したレストラン「Trash Kitchen」をテーマに総長ピッチ2019でSony Startup Acceleration Program賞を受賞。その後、食を中心とした事業展開で食にまつわる社会問題を解決する「グランディッシュ合同会社」を設立し起業。
漠然とした課題を1つの形にできた喜び
そしてそれが自信に
貧困問題や教育格差に対して、漠然とした課題感をずっと持ち続けていました。それらの問題解決に必要な、持続的な応援とお金が創出される仕組みを、一から学べました。この経験は、私にとって、社会課題と向き合って活動するための自信をくれました。
PROFILE
ICHISE Yuna
途上国の人材教育・就職のサポートを行う「cloudopp」をテーマに総長ピッチ2019でSony Startup Acceleration Program チャレンジ賞を受賞。社会的投資の仕組みを創り出すプラスソーシャルインベストメント(株)でインターン生として活躍。
事業化によって
社会問題を解決する手法を身につけた
SSAPレクチャーを通して、事業化の為の知識を身につけることができ、社会問題を解決するビジネスをデザインできました。総長ピッチ後は、総長ピッチで発表したビジネスの事業化を目指して活動を継続し、同時にwithコロナ時代の社会課題を解決するビジネスについて検討をし始めました。
PROFILE
SUGIYAMA Kohei
生活充実度の向上を目指した聴覚障がい者向けスポーツ補助デバイスをテーマに総長ピッチ2019に発表し、総長賞を受賞。その後、「テクノロジーによる能力拡張を通し、人々の効能性が向上した社会の実現」を目指すHHARTの代表メンバーとして活動中。
高校生で社会と繋がる経験が
自分の世界を大きく広げた
SSAPのプログラムや総長ピッチを通してできた繋がりが、勉強や部活など「学校の学び」しかしていなかった自分にとって刺激になり、自分の視野がとても狭かったことに気づきました。総長ピッチが様々な挑戦をする大きなきっかけとなりました。
PROFILE
IMANAKA Yusuke
「高校生が初めの一歩を踏み出せる場を創る」高校生団体Teens関西 代表・創設メンバー。中高生が親や学校などの環境によって人生の選択肢が制限されてしまうことに課題意識を持ち、中高生同士の繋がりを広める事によって課題解決に挑戦している。