【総長ピッチチャレンジャーのいま】オンラインインタビュー#7　「ピクフリー誰でも絵本を自由に投稿、読めるアプリ」

RIMIX事務局です。

いよいよ、12月19日、「総長PITCH THE FINAL 2020」が開催されます。

総長ピッチ2020と連動して、特別記事「総長ピッチチャレンジャーのいま」として、昨年度総長ピッチチャレンジに参加したチームの代表者の方々へオンラインインタビューを行っています。本日は第7回目を公開します！

今回は、昨年度「ピクフリー誰でも絵本を自由に投稿、読めるアプリ」というプランで参加されたチームの代表、中島綾香さん（経済学部1回生/2020年12月時点)へのインタビューをお届けします。

昨年度、どのようなきっかけで総長ピッチに応募しましたか？

総長ピッチに応募する前から同じ学校に通っていた4人でジェンダー平等啓発の活動をしていました。それまでの活動では、アイデアの着眼点は高評価を頂けていたのですが、持続可能性を課題として指摘されることが多々ありました。そこで、単発ではなく持続的に活動していくには、ボランティアでは限界があると考え、ビジネスとしての活動を考えようと思いました。そんなときに高校の先生から総長ピッチを紹介して頂き、高校生のうちから大学生とともに学べること、総長をはじめ、多くの方々の前でピッチができることに魅力を感じて応募しました。

昨年度、総長ピッチにはどのようなプランで応募しましたか？

「ピクフリー誰でも絵本を自由に投稿、読めるアプリ」というプロジェクト案でした。子供を持つ親は絵本を購入する際、内容の安全性を確認したいという思いがあるため、自分たちが子供時代に読んだ絵本を購入する傾向があります。しかし、これでは新しい価値観が反映されていなかったり、新人絵本作家の絵本が売れないという課題があると考えました。そこで、出版社と連携し、アマチュア作家の絵本を掲載し、デジタル絵本として楽しんだり、アプリ内でアナログの絵本を購入することもできるアプリ「ピクフリー」を考案しました。

現在の活動について教えてください。

現在はメンバーのうち3人が大学生となり、別々のキャンパスへ通っています。総長ピッチに出場し、私たちにはアイデアを実現させるために必要な知識が足りていないと感じました。そのため、このまま総長ピッチのアイデアを進めるのではなく、様々な経験を積もうと考え、それぞれで新しいことに挑戦しています。私は大学に入ってから、高校時代の活動を通して知り合った「立命館大学Sustainable Week実行委員会」に所属して活動を行っており、学内外の様々なイベントにも積極的に参加しています。また、私たちと同じように高校生のうちから活動したいという人に向けての活動にも取り組んでいます。

立命館大学Sustainable Week実行委員会では10月に「Sustainable Week2020」を開催しました。写真はその中の企画『誰もが活躍できる「多様性ある社会」とは？』にて司会をしている様子です。

立命館内外でオススメのプログラムなどを教えてください。

大学生になってからはまだプログラムなどに参加はしていませんが、高校時代にはキャリア甲子園にも挑戦しました。私のグループは結果を残すことはできませんでしたが、高校生がビジネスプランを考え挑戦するには魅力的なコンテストだと感じました。
立命館内であればEDGE+Rも魅力的なプログラムだと思います。私は参加していませんが、以前イベントを一緒にしたことがあり、起業をしたいと考える人にはオススメだと思いました。

総長ピッチに興味のある学生に向けてメッセージをお願いします！

大学生・大学院生と同じように、高校生のうちからビジネスについて学び、プランをブラッシュアップし、ピッチができるというのはとても貴重な経験となり、参加して良かったと思っています！

中島さん、お忙しい中お答えいただきありがとうございました！

今年度の総長PITCH THE FINALは、オンラインでの配信となります。

インタビュー記事は12月19日(土)まで随時配信していきますので、どうぞお楽しみに！