こんにちは、RIMIX事務局(teamRIMIX)です。
立命館SDGs推進本部teamRIMIXは、昨年12月より業務提携を行っている、日本初・国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」と協力し、2020年6月5日よりクラウドファンディング「学生の挑戦がコロナ後の未来を切り拓く Beyond COVID-19」を開始いたしました。
2020.7.8 UPDATE:採択プロジェクトの発表について
本クラウドファンディングを原資とし、6月8日〜6月26日に募集を行っておりました「READYFOR Challenge助成金」の最終審査結果・採択プロジェクトについて7/8に発表いたしました。
助成金にご応募頂いた皆様、ありがとうございました。
申請内容をもとに厳正な審査を⾏った結果、8つのプロジェクトが採択となりました。採択プロジェクトについて詳しくはこちらをご覧ください。
本助成金について詳しくは特設サイトをご覧ください。
- 立命館学園に所属する学生・生徒・児童の、コロナ後の世界を切り拓くインパクトあるアイデアで、プロジェクト実現を目指します。
- SDGsのなかでも、特に新型コロナウイルスの感染拡大に伴って浮かび上がった社会課題に注目し、その課題をビジネスを通じて解決していく学生・生徒・児童のプロジェクトを支援します。
- コロナ禍で変化する社会に対応し、オンラインを活用した支援を実施します。距離や時間、費用的制約などを超えるオンラインの利点をプラスすることで、現実社会の課題に、よりスピーディーかつ効果的にアプローチしていきます。
新型コロナウイルスの学生生活への影響と学びの緊急支援
立命館学園は、2030年に向けた学園ビジョン「挑戦をもっと自由に」を掲げ、本学園に所属する学生・生徒・児童のさまざまなチャレンジを応援・支援しています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言により、本学は4月8日~5月6日の期間中、休講・休校とする措置をとりました。5月7日からはWEB授業形式で授業を再開していますが、対面での授業を中止してオンラインで実施し、キャンパスの立ち入り制限を行い、課外活動の制限を行うなど、学生生活に大きな影響が出ています。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、立命館学園では「新型コロナウイルス禍に対する学びの緊急支援」を実施しております。これは、立命館学園の大学・学校で学ぶ全ての学生・生徒・児童(約48,580人)を対象に、①Web授業のための受講環境整備支援策、②家計急変等経済支援策、③オンラインを活用した学習・生活・諸活動支援策の3つの軸により支援を行うものです。
正課を超えた主体的な学びを支援するためのクラウドファンディング
緊急支援と並行し、「コロナ禍の今だからこそ何かしたい」という学生からの声にこたえ、2020年4月16日に学生・生徒・児童が集うオンラインコミュニティ「Beyond COVID-19(ビヨンド・コロナ)」を立ち上げました。
今後は、ウィズコロナ/アフターコロナのこれからの社会を担う若い世代が、支援されるだけでなく、柔軟な感性を活かして、自ら動き挑戦することへの後押しが必要となります。
新型コロナウイルスの影響で社会課題がより顕在化するなか、ウィズコロナ/アフターコロナ時代の社会課題に着目し、課題解決に向けて取り組む学生・生徒・児童のために、クラウドファンディングを活用した寄附金募集を行うことを決定いたしました。クラウドファンディングを活用することで、卒業生や地域の皆さまをはじめとした学生・生徒・児童の支援者とともに、これからの未来をつくる学生らの“挑戦を止めない仕組み”を整備していきます。
クラウドファンディングを通じて、社会からの評価も反映し、これからの社会を支える人材となる学生・生徒・児童の主体的な学びを支援します。コロナ禍においても自ら挑戦し、行動する若い世代の育成のために、皆様のご寄付を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
クラウドファンディング概要
「学生の挑戦がコロナ後の世界を切り拓く|立命館 Beyond COVID-19」
https://readyfor.jp/projects/rits-beyond-covid19
目標金額:300万円
公開期間:2020年6月5日(金)~7月31日(金)23時
形式:寄附型 / ALL-IN形式
プロジェクト概要:
今回のクラウドファンディングでは、Beyond COVID-19にて学生・生徒・児童が立ち上げる社会課題解決プロジェクトを選出し、皆様からのご支援を原資として、約10件のプロジェクトに資金面でのサポートを行います。(1プロジェクトあたり30万円程度を想定)
※目標金額の達成の有無に関わらず、集まった寄附金を受け取ることができる形式です。
※本プロジェクトへの寄附は税制優遇の対象となります。
クラウドファンディングで実現すること
これまで、Beyond COVID-19では、サイトでのプロジェクトの発信と、プロジェクトオーナーを繋ぐオンラインコミュニティの形成に重点をおいていました。
今後は「挑戦する若者を応援する」プラットフォームとしてさらに成長するために、ウィズコロナ/アフターコロナの社会を見据え、社会課題解決に向けた更なる活動を展開していきます。
コロナ禍では、さまざまな場面でこれまでの方法や価値観の見直しが行われました。緊急事態宣言終了後も、新しい生活様式が模索されており、私たちの生活は変わりつつあります。
外出自粛期間中も自らできることを考え、実践した経験を持つ若者が集うBeyond COVID-19のコミュニティが一定の規模となった今、彼らの活動も次の段階へステップアップする必要性があります。
学生発のプロジェクトをアイデアからアクションへ
まずは、学内外のステークホルダーの皆さまや地域社会を巻き込みながら、学生・生徒・児童の社会課題解決アイデアを、実際にアクションに移していくための支援体制を整えます。
今回のクラウドファンディングでは、学生・生徒・児童が立ち上げる社会課題解決プロジェクトを選出し、皆様からのご寄付を原資として、約10件のプロジェクトに資金面での支援を行います。(1プロジェクトあたり30万円程度を想定)
SDGsとウィズコロナ/アフターコロナを意識したプロジェクト
選出するプロジェクトは、SDGsとアフターコロナ/ウィズコロナを意識した分野を重点に置きます。
ウィズコロナ/アフターコロナの社会を考えたとき、学内のみならず周辺地域や社会全体に目を向けた動きが必要不可欠になります。
本学ではこれまでも、社会課題への理解・関心を醸成し、その課題に対してチャレンジする学生・生徒の行動・活動を支援する取り組みを実施してきました。
Beyond COVID-19は、国連が定めた17個の持続可能な開発目標:SDGsに基づき、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って浮かび上がった、上記の社会課題にフォーカスします。
コロナ禍を乗り越えるだけでなく、この間に見えてきたオンラインの可能性や顕在化した社会課題に着目し、アフターコロナ/ウィズコロナ時代の社会課題を解決するアイデアを、学生・生徒・児童のプロジェクトとして募ります。
プロジェクト審査とスケジュール
審査
オンラインによるスピーディーな審査
応募や審査、プロジェクトのサポートをオンラインで行います。応募はオンライン上で完結し、審査にあたっては、面談などオンラインツールを活用して実施します。プロジェクト採択後のサポートもオンラインを中心に行い、学生・生徒・児童のプロジェクトをスピーディーに支援していきます。
学外のステークホルダーによる視点を入れた審査
プロジェクトの審査にあたっては、卒業生をはじめとする学外のステークホルダーにご協力いただき、社会的な視点を取り入れます。
スケジュール
クラウドファンディングを通して皆様からのご寄付をいただくのと同時に、本学の学生・生徒・児童からプロジェクトを募り、丁寧かつ迅速にプロジェクトの採択・支援を進めてまいります。
本クラウドファンディングは、6月5日より開始し、7月31日23:00まで実施いたします。
クラウドファンディングを通じて、これからの社会を支える人材となる学生・生徒・児童の主体的な学びを支援します。コロナ禍においても自ら挑戦し、行動する若い世代の育成のために、皆様のご寄付を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
本クラウドファンディングを通じた助成金「READYFOR Challenge助成金」の応募詳細は、以下特設サイトをご覧ください。
2020年6月5日
立命館SDGs推進本部teamRIMIX
◾READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から1.3万件以上のプロジェクトを掲載し、58万人から約130億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年6月時点)。
◾学校法人立命館とは
学校法人立命館は、2大学、4中学校・高等学校、1小学校を運営する私立総合学園で、48,580人(2019年5月1日現在)が学んでいます。「自由と清新」を建学の精神として、2030 年までのビジョン「挑戦をもっと自由に」を掲げ、教育研究活動により、人類共通の課題解決に寄与していくことを目指しています。
*READYFOR株式会社と学校法人立命館は、RIMIXの取り組みにあたり、昨年12月に業務提携を締結いたしております。詳しくはこちらをご覧ください。