[立命館小学校アントレプレナーシッププログラム]5月の活動レポート

RIMIXでは、立命館小学校の6年生を対象に、「立命館小学校アントレプレナーシッププログラム」を実施しています。

「児童の「体験」をとことん増やし、多様な視点・やりたいことを持つことを促す」「見つかったらやりたいことを追及させる」をポイントに、プログラムを展開しています。

今月より、同プログラムの実施内容につき、立命館 起業・事業化推進室 教育プロデューサー・正頭教諭によるレポートを掲載して参ります。

正頭 英和教諭 プロフィール

正頭 英和(Hidekazu SHOTO)
立命館小学校 主幹教諭

立命館 起業・事業化推進室 教育プロデューサー

大阪府生まれ。立命館中学校・高等学校の英語科教諭を経て現職。ICT教育やPBL教育・アントレプレナーシップ教育などを推進している。2019年、人気ゲーム『マインクラフト』を活用した授業が評価され、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「Global Teacher Prize」のトップ10に日本人小学校教諭として初の選出される。現在は小学校での指導に加え、エデュテイメントプロデューサーとして、企業と連携し楽しく社会のしくみなどを学べる教材の開発を行う。

2023年5月活動レポート

本プログラムでは、「子どもたちの【やりたいこと】を引き出す」ために、様々な体験プログラムを提供しています。

5月は2回のプログラムを行いました。テーマは「宇宙」「地震」です。

宇宙をテーマにしたプログラムでは、宇宙船の構造と魅力を学んだあと、実際に簡易な模擬宇宙船を作ってみました。

参加した11名は、それぞれが協力しながらオリジナルの宇宙船を作成していました。

「もっと時間がほしかった」「家でも作ってみる!」などの感想もあり、「どうして〇〇は空を飛べるんだろう?」と空を見上げながら帰る児童もいました。

地震をテーマにしたプログラムでは、「地震のメカニズム」を学びます。

日本は非常に地震が多い国であること、地震をできるだけ防ぐ建物の建築方法として「免震」「制震」「耐震」があることを学び、実際に建物を簡易に作ってみました。

これにより、建物の構造を学び、地震から建物を守る知恵があることを知ることができます。自分で作った家を持ち帰る児童もおり、建築について興味関心を深めていました。

6月も子どもたちに様々なプログラムを提供する予定です。

「熱気球」「3Dプリンター」「お金」など、多様なテーマを設定し、子どもたちの【やりたいこと】を引き出していきたいと思います。

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